令和元年9月定例月会 9月2日

◯3番(いとうひろし議員) 議長の指名を受けましたので、壇上にて一般質問させていただきます。
 まだまだ暑い日が続いております。昨日、9月1日は防災の日でしたが、先週の秋雨前線による長雨で、九州各地が浸水の被害に遭っております。毎年、防災の日には防災グッズ、非常食や水、電池などを確認し、必要なものは入れかえる、新しい使い勝手のよいものに取りかえるということを行っている友人がおります。市民の中には、もっともっとこのような行動ができる人をふやしていくことも私たちの務めだと感じております。
 また、9月20日からの1週間は動物愛護週間となっており、平成29年度のメーンテーマは「ペットを守ろう!防災対策」でした。平成30年は「知っていますか?動物愛護管理法」、そして、令和元年は「共に生きる~シニアペットとシルバー世代~」となっております。まさに人との共存を強調しており、家族の一員との位置づけとなっております。6月の議会において、ペットを連れて避難できる指定避難場所を市内12カ所の小中学校と豊明高校の一角となっており、さらにその運用を推し進めていく年度と認識しております。
 いつ起こるかわからない災害に対し、常に備えていくことが重要だと思っております。気を引き締めて、何事にも取り組んでいきたいと思っております。
 それでは、質問に入りたいと思います。
 前後駅無料貸出自転車事業についてです。
 平成29年3月17日より、桶狭間古戦場に関連した観光拠点が点在しており、その観光拠点を周遊するツールとして自転車及び電動アシスト自転車無料貸出事業を駅前ロータリー地下で行っております。
 そこで質問します。
 1番、利用するに当たり、手続の仕方と返却の仕方をお尋ねいたします。
 2番、計6台の保管場所にしては場所が広過ぎないか、お尋ねいたします。
 3番、事業開始年度から先月までの利用者数をお尋ねいたします。
 4番、点検等は行っているのか、また、その頻度をお尋ねいたします。
 5番、有料駐輪場への手続を含めての移設はできないか、お尋ねいたします。
 6番、利用者は、原則市内観光の目的となっているか、お尋ねします。
 7番、豊明市無料貸出自転車事業施行要領8条6項によると、返却の際は各部の点検及び附属品の確認を行い、市長の検査を受けるものとされておりますが、返却の際の実施状況はどうなっているのか、お尋ねします。
 最後になりますが、盗難保険の加入はしておりますか、お尋ねいたします。
 続きまして、2つ目の質問です。
 前後駅、豊明駅有料駐車場事業についてお尋ねいたします。
 豊明駅には48台収容の月決駐車場が1カ所あります。前後駅には17台収容の月決駐車場が1カ所と、24時間出し入れ可能な南地下駐車場が45台と、駅前市営駐車場が20台収容できる2カ所があります。合計市営駐車場は4カ所となっております。
 ここで質問いたします。
 1番、この4カ所の市営駐車場の利用状況は、おのおのどうですか、お尋ねいたします。
 2番、今後の推移の予測をどのように考えているのか、お考えを回答願います。
 3番、前後駅前には民間の大型駐車場もあり、空きスペースもあります。前後駅前の市営駐車場の利用頻度が低いようであれば、ほかの転用を検討したらどうでしょうか、御質問します。
 次の質問に入ります。
 防犯カメラの設置についてです。
 近年、防犯カメラの効用もかなり認知されてきており、本市でも公共施設、交通機関、通学路、人通りの多いところに防犯カメラの設置は市民の安全・安心を守るためにさらなる増設が望ましいと感じております。地域の同意を得て、さらに進めたいと思います。本市のお考えをお尋ねします。
 1番、設置は1台幾らかかるのか。
 2番、国、県からの補助金制度を利用できないか。
 3番、市民からの増設要望はないか。
 4番、市民の安全を守るため、どのようにしたら設置台数を増設できるのか。
 5番、増設に当たり、自治体の負担を減らすため、民間委託の考えは。
 6番、市側からも県道57号沿いの豊明インター付近から神明交差点までの交差点等に設置の要望をしてほしいと思います。
 7番、目立つ場所には犯罪抑止看板の設置をさらに設置したいと思いますが、いかがでしょうか。
 以上、7点、お尋ねいたします。
 最後の質問です。
 友好自治体との交流についてです。
 本市の友好自治体でもある豊根村と上松町の交流を充実させる必要があると感じたので、質問いたします。
 ちょっとここでおわびと訂正がありました。申しわけありません。上松町のことを上松市とちょっと書き間違えたので、訂正だけお願いいたします。
 1番、豊根村について、先日、豊根村へ伺い、数名の議員らと話をいたしました。
 そこで、2点、質問いたします。
 1番、現在、本市より友好自治体である豊根村に対しての取り組みは何かあるのか。
 2番、友好自治体となり50年がたちました。豊根村では、空き家問題が深刻化しており、市営による賃貸にて保養所等の利用ができないか、お尋ねいたします。
 長野県上松町については、7月10日、11日と視察に行きました。活発な意見交換も行い、コミュニケーションもとれました。また、幼児用のウッドスタート事業も始まります。また、令和3年3月に新庁舎が完成予定となっており、完成記念品等の企画や上松新庁舎の地中熱空調の取り組みを調査の上、本市の公共施設でも取り組めないのか、取り組んでいく可能性はございますのか、御質問します。
 これにて壇上にての質問を終わります。

◯議長(三浦桂司議員) 答弁願います。
 宇佐見経済建設部長。

◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) それでは、経済建設部から、前後駅無料貸出自転車事業、それから、前後駅、豊明駅有料駐車場事業、防犯カメラの設置について、順次お答えをさせていただきます。
 無料貸出自転車事業の一項目め、利用するに当たり、手続の仕方と返却の仕方についてですが、借用の場合については、利用申請書を記載の上、使用日前日までに市に提出していただきます。市は利用承認書を作成し、借用者に交付します。借用者は利用承認書を提示し、南部公民館で自転車の鍵を受け取り借用します。返却の場合については、自転車の損傷がないことを確認の上、午後4時30分までに南部公民館に鍵を返却いたします。
 2点目、計6台の保管場所にしては場所が広過ぎないかという御質問です。
 広いとは思っておりますが、現時点ではわかりやすい場所であり、適当であるというふうな考えでおります。
 3点目、事業開始年度から先月までの利用者数でございます。
 平成28年度から今年度7月までの合計で57件でございます。
 4点目、点検等を行っているのかという御質問ですが、点検は年2回、業者に委託する形で行っており、ハンドル、ブレーキ、タイヤ、サドル回り等を点検しております。
 5点目、有料駐輪場の手続を含めて、移設はできないかという御質問です。
 自転車の貸出手続及び保管場所については、駐輪場の再整備を検証しておりますので、その中で移設の可能性を考えてまいりたいというふうに思っております。
 6点目、利用者は原則市内観光の目的となっているかとの御質問です。
 市内観光以外の目的が記載されている場合は承認をしておりません。
 7点目、返却の際の検査の実施状況はということですが、自転車のふぐあい等があれば申し出を行っていただくことになっており、鍵の返却の際に簡単な点検を行うこととしております。
 それから、盗難保険の加入についてでございます。
 保険といたしましては、損害賠償と個人補償、利用者がけがをした場合とか第三者に損害を与えた場合の補償に対する保険には加入しております。盗難保険には加入はしておりません。
 続きまして、前後駅、豊明駅有料駐車場事業についてでございます。
 1点目、4カ所の市営駐車場の利用はということですが、平成30年度の駐車場の利用台数は、前後駅南地下駐車場は15,894台、前後駅前市営駐車場は97,388台となっております。月決駐車場は、豊明駅南月決駐車場、前後駅南月決駐車場ともに満車となっており、空きのない状態となっております。
 2点目の今後の推移の予測はでございます。
 平成26年、27年度に行った前後駅前広場北側デッキ耐震補強工事の影響で、前後駅前市営駐車場の利用が減りましたが、現在ではそれも回復しており、他の駐車場についても過去からの利用台数に大幅な変動が見られないため、今後も現在の利用台数が続くと見込んでおります。
 3点目、前後駅前には民間の大型駐車場や空きスペースもあり、市営駐車場の利用頻度が低いようであれば他の転用をという御質問です。
 駐車場の回転率、駐車1区画当たりの1日の出入り回数は、前後駅南地下駐車場は1回、前後駅前市営駐車場は13.3回となっており、利用頻度が低いという認識はなく、現状として転用は考えておりません。
 続いて、防犯カメラの設置についての6点目、市側から県道57号沿いの豊明インター付近から神明交差点までの交差点に設置要望をという御質問です。
 県道57号は、県道瀬戸大府東海線のことになりますが、県道及び市道それぞれの道路管理者が道路に防犯カメラを設置することはございません。しかし、県道を管理する愛知県では、防犯カメラを適切に管理できる地元の団体等より既設占用物件である電柱等に添架して設置することなどの許可基準をクリアし、適切な防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン等が添付された道路占用申請の提出があった場合、地域における犯罪防止を目的として設けるものに限り占用が認められております。
 また、豊明市においても、防犯カメラの道路占用申請が提出された場合は、愛知県の道路占用許可基準に準じ、事務処理を行っております。
 経済建設部からは以上です。

◯議長(三浦桂司議員) 馬場市民生活部長。

◯市民生活部長(馬場秀樹君) それでは、市民生活部より、3番目の防犯カメラの設置についてと、4番目、友好自治体との交流について答弁をさせていただきます。
 まず、防犯カメラの設置についてですが、1点目、設置は1台当たり幾らかかるのかという部分ですが、地域で設置している防犯カメラの設置費用は、1基当たり約20万円でございます。
 2点目、国、県からの補助金制度等を利用できないかでございますが、防犯カメラ設置に係る国、県からの補助制度は今のところはございません。
 3点目、市民からの増設の要望はないかという部分ですけども、市民の方が直接防災防犯対策課の窓口にお見えになりまして防犯カメラを設置してほしいというような要望というのは特にございません。
 4点目、市民の安全を守るため、どのようにしたら設置台数を増設できるのかでございますが、市内では、商業施設や金融機関、駐車場において犯罪の抑止に有効な防犯カメラの設置が進んできているところでございます。
 また、その一方では、自分の姿が知らないうちに撮影され、目的外に使用されることに不安を感じている市民の方々もいる現状もございます。
 市では、防犯カメラの有効性とプライバシーの保護との調和を図り、防犯カメラに対する市民の不安を緩和するために、豊明市公的団体による防犯カメラの設置及び運営に関するガイドライン、こちらのほうを策定しております。区や町内会などで地域の方々から防犯カメラ設置の要望がありましたら、ガイドラインに準じて適切な管理、運営ができるかを確認させていただきまして、補助金制度を活用していただきながら、多くの防犯カメラが設置できたらと考えております。
 5点目、増設に当たり、自治体の負担を減らすため、民間委託の考えはでございますが、現在は民間委託による防犯カメラの設置はしてはいない現状です。今後、民間委託が必要な場合で有効なことが確認できれば検討してまいりたいと考えております。
 7点目、目立つ場所には、犯罪抑止看板の設置をさらに増設したいがという部分でございます。
 犯罪抑止につなげるために、防犯カメラ作動中の看板を設置することはとても有効なことだと考えます。地域でも防犯カメラを設置する際には、犯罪を抑止する看板をあわせて設置するように働きかけていきます。
 続きまして、友好自治体との交流についてでございます。
 まずもって、豊根村及び上松町ともに一番重要な部分は、災害発生時における各種応急復旧活動に対する人的、物的支援について、災害時等相互応援に関する協定を締結しているところでございます。豊根村に対しての取り組みなんですが、豊根村に対する事業といたしましては、温泉施設の無料の利用と年1回のバスツアーを企画しております。豊根村の温泉施設、湯~らんどパルとよねの無料利用につきましては、豊根村の観光振興に貢献するとともに、豊明市民の健康増進を促進しながら市民交流を活性化するための事業で、平成27年7月から始まり、昨年度は1,167人の方に御利用をいただいております。
 今年度につきましては、広報だけではなく、子ども会等にも案内をさせていただいております。また、今後はほかの団体にも広く案内をしていく予定です。
 バスツアーにつきましては、豊根村の魅力を知ってもらうために、市で参加費の一部を負担し、業者委託としてツアーを組んでおります。昨年度は、シバザクラの植えつけ体験と五平餅づくりを企画いたしましたが、台風で中止となっております。
 また、豊根村及び上松町のイベントについては、広報とよあけに友好自治体情報コーナー、こちらのほうを設けまして、各種の事業を掲載し、ポスターの掲示やチラシの配布を市民協働課窓口にて行っております。
 続きまして、空き家対策の問題で何かお手伝いができる部分はないかということでございますが、現在、豊根村の空き家のほうを保養所として賃貸するという、そのような対応は考えてはおりません。
 続きまして、上松町に対しての取り組みでございます。
 上松町に対する事業としては、上松町の住民との交流を図るためにバスツアーを毎年企画しております。昨年度はひのきの里夏祭りで開催される木馬引き大会への参加のほうを企画いたしましたが、こちらも残念ながら台風で中止となってしまいました。今年度は9月28日に予定をしておりますバスツアーに250名を超えるたくさんの応募をいただき、40人を当選とさせていただいて、バスツアーを計画しております。
 上松町の新庁舎完成に伴う記念品の贈呈、地中熱空調の視察については、現在のところ考えておりません。
 以上です。

◯議長(三浦桂司議員) 一通り答弁は終わりました。
 再質問がありましたら挙手を願います。
 いとうひろし議員。

◯3番(いとうひろし議員) まず、前後駅無料貸出自転車事業についてですが、利用目的が観光目的だけでなくて、例えば、日ごろの買い物だとか公共施設への移動だとか行楽などに枠を広げたらいかがと思いますけど、どうでしょうか。

◯議長(三浦桂司議員) 答弁願います。
 宇佐見経済建設部長。

◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) こちらの自転車のほうは、地方創生の交付金を活用して購入したものでありまして、目的のほうが観光という形になっております。実際、議員のおっしゃられるように、以前には営業活動で自転車を借りたいというような申し出もあったことがありましたが、そちらのほうもお断りをさせていただいておりますので、そちらも今後また検討してまいりたいというふうに思います。
 以上です。

◯議長(三浦桂司議員) いとうひろし議員。

◯3番(いとうひろし議員) あと、現在の保管場所ですが、駅前ロータリーの地下の場所です。
 ちょっと画像、お願いいたします。1枚目と2枚目と3枚目とあります。
 この保管場所は、縦10.6メートル、横10.4メートルあり、約100平米、33坪ありました。6台の自転車を置くには、私は広過ぎると思います。確かに場所は目立つところにありますが、告知、案内看板もなく、整然と置いてある状況でした。利用人数も、4年間で57件、1年間でならすと14件、月約1件の御利用となります。今後の周知はどのようにされていくのか、お尋ねいたします。

◯議長(三浦桂司議員) 答弁願います。
 宇佐見経済建設部長。

◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 利用件数のほう、細かくいいますと、当初のほうは本当に悪くて、28年度が2件、それから、29年度が2件ということで、平成30年度に40件ほどございました。こちらのほうは、大手の旅行サイトのほうで紹介をされたことによって急にふえたものでありまして、やはり何か目に触れるものがあると、必ずふえるのかなと。
 豊明市のほうでも、やっぱり広報紙で載せても市内の人にはしようがないものですから、市外の人にということで、ホームページとか観光協会のホームページを活用して、引き続きPRしていきたいなというふうに思っております。
 以上です。

◯議長(三浦桂司議員) 再質問がありましたら。
 いとうひろし議員。

◯3番(いとうひろし議員) 28年度が2件、29年度が2件で、30年度が40件ということで、平成30年度のこの40件というのは、前年度に比べるともう20倍ぐらいになっているんですが、どういうわけでしょうか、お尋ねいたします。

◯議長(三浦桂司議員) 答弁願います。
 宇佐見経済建設部長。

◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) こちら、無料レンタサイクルを行っているということを大手の旅行サイトのほうに掲載をさせていただいて、それが背景にあるというふうに認識しております。
 以上です。

◯議長(三浦桂司議員) いとうひろし議員。

◯3番(いとうひろし議員) このような状況で、このような目立つ場所に保管しておく必要性が、余り僕は感じられないと思うんです。33坪の約の土地の価値の年間の利用を考えますと、今後、有料駐輪場の中へ移設し、保管、運営したほうのがよいと思っております。
 当然、シルバーの方たちの仕事量が月に1件ほどふえてまいりますが、貸し出し、返却、さらには申込業務はスムーズになっていくと考えられます。
 移設によりあいた33坪の保管場所が、また市営駐車場なり有料駐車場なんかに転用できるのではないかと思いますので、お尋ねいたします。

◯議長(三浦桂司議員) 答弁願います。
 宇佐見経済建設部長。

◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 無料貸出自転車の保管場所というのは、現在の場所でなければならないというようなことはございません。
 実際、自転車の貸し出しを受託していただいて、自転車の保管場所についてはということで、先ほどお答えしたとおり、駐車場の再整備を今、検証しておりますので、その中で検討、考えてまいりたいというふうに思っております。
 以上です。

◯議長(三浦桂司議員) いとうひろし議員。

◯3番(いとうひろし議員) 今後、より周知により、雑誌等を使った告知により、より多くの方がスムーズに便利に利用できるように望んでおります。また、市内観光を楽しむことができ、これからもよい成果がふえてくるんじゃないかと思っております。
 先ほど、駐輪再整備事業を検討していく中でとおっしゃられましたが、ぜひ駐輪場整備事業と連動して取り組んでいただけると、利用者がふえ、設置場所も有効利用されるかと思いますので、期待したいと思います。
 以上でこの質問は終わります。
 次の再質問ですが、前後駅、豊明駅有料駐車場事業についてです。
 駅前駐車場は30分無料ということで、非常に頻度が高いことは今回わかりました。ただ、ほかの駐輪場と比べて、利益率というか、売り上げがやっぱりちょっと少なかったので、ちょっと気になりました。それだけ30分無料の方が多いんだなというのはわかりましたので、恐らく銀行や買い物、駅への送迎なんかに利用されているのが多いのかなと思います。
 そこで、さらにその利便性を高めるために、例えば電気自動車の充電ポイントなどを設置するのはどうでしょうか、お尋ねいたします。

◯議長(三浦桂司議員) 答弁願います。
 宇佐見経済建設部長。

◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 電気自動車の充電施設は、最近、大型ショッピングセンターやコンビニエンスストアにも設置されるのがふえてまいりました。電気自動車を所有される方にとっては、充電設備の充実は安心につながるのかなというふうに思われます。
 ただ、駅前という長時間駐車を控えていただきたい場所であることや、運用の方法等もございますので、今後、研究させていただければなというふうに思っております。
 以上です。

◯議長(三浦桂司議員) いとうひろし議員。

◯3番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
 次は、防犯カメラの設置についての再質問をさせていただきます。
 最近、ニュースや各種記録媒体からの情報により事件が判明することが多々あります。防犯カメラの設置は、犯罪防止の効果がある反面、プライバシーの保護と調和が大変重要であり、設置場所や画像の管理も慎重に行わなくてはなりません。近隣の市では、条例も施行し、民間委託で運用されている例もあります。
 今後、カメラに関するルールを一歩踏み込んだ形で取り組んでいく必要が本市においてもあるのではないかと感じております。市民の理解を得るため、防犯カメラの設置及び運用に関する条例等の取り組みは、今後、考えていく予定はあるでしょうか、お尋ねいたします。

◯議長(三浦桂司議員) 答弁願います。
 馬場市民生活部長。

◯市民生活部長(馬場秀樹君) 今後、近隣市町の状況も幅広く情報収集をしながら、そういった情報収集に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。

◯議長(三浦桂司議員) いとうひろし議員。

◯3番(いとうひろし議員) 次の再質問になります。
 友好自治体との交流についてです。
 以前は中学生のキャンプを行っておりましたが、豊根村のほうへ。現在は旭高原元気村で行っておりますが、豊根村との隔年交互の取り組みだとか、そういったことは検討できないでしょうか。また、3中学校によるローテーションによる豊根村との交流キャンプはどうでしょう。今後、考えていくことはできるでしょうか、お尋ねいたします。

◯議長(三浦桂司議員) 答弁願います。
 小串教育部長。

◯教育部長(小串真美君) 今、議員がおっしゃられたとおり、本市では、小学校児童が美浜少年自然の家、中学校生徒が旭高原元気村で野外活動を体験しております。
 豊根村にありました宿泊施設につきましては、耐震上の問題がありまして、これが使用できなくなったという経緯がございます。
 今、御質問いただきました交互開催という点でございますが、現在、豊根村には私どもが求める宿泊施設がないものですから、ちょっと難しいのかなと思っております。
 御質問の交流という点では、イングリッシュキャンプinとよねというものを開催しておりまして、こちら、豊根中学校の生徒と交流時間もかなり割いて、深い交流ができているというふうに考えております。今後、教育委員会では、このイングリッシュキャンプをよりよいものにするとともに、ほかの面でも何か交流ができないか、そういったことが課題かなというふうに考えております。
 終わります。

◯議長(三浦桂司議員) いとうひろし議員。

◯3番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
 そういったように、以前より深い交流がされており、ちょっと安心いたしました。
 先月も17名の中学生が無事イングリッシュキャンプに向かわれて、楽しい時期を過ごされたかと思います。そのイングリッシュキャンプをまたよりよくするために、ほかの面でも、また交流可能な道を、迷子にならぬよう探っていただけることに期待いたします。
 また、本年11月には豊根村の方々がお見えになるので、そのときの道しるべを立てていきたいと思います。
 以上でこの質問を終わります。
 これにて私の質問を終わらせていただきますが、最後に一言。
 本日より2学期が始まり、児童生徒が学校へ登校してきました。子どもたちの夏休みは終わりましたが、クレヨンしんちゃんが生まれた春日部市では、「かあちゃん、楽しい夏休みをありがとう」、「かあちゃんの夏休みはいつなんだろう」、「かあちゃんがもっと楽しく過ごせたら夏休みはもっと楽しい」と、こういうポスターが張られていることが話題になっております。子どもの夏休みを支え、奮闘する母親の大変さをおもんぱかる内容だと思いました。毎日、仕事に家事へと本当にお疲れさまでした。人と人とが互いに感謝する気持ちや心が大切であると、さらに痛感いたしました。
 以上で質問を終わります。

◯議長(三浦桂司議員) これにて3番 いとうひろし議員の一般質問を終ります。