令和2年6月定例月議会 6月4日
◯3番(いとうひろし議員) 議長の指名を受けましたので、壇上より一般質問をさせていただきます。
令和2年より新しい会派、真明のいとうひろしです。改めて、皆様、よろしくお願い申し上げます。
さて、コロナウイルス感染拡大防止に重点的な対応が必要な特定警戒都道府県8都道府県とそれ以外の39県に対しての緊急事態宣言が解除されました。今回会派の中では、コロナ対策で忙しい職員の負担を減らすために、一般質問をすべきか否か議論をいたしました。
一般質問を自粛するべきというのは1つの考えで、その考えを否定するものではありませんが、会派として市民から直接寄せられている相談事、困り事などは一般質問を通じて行政に伝えるべきであるという結論に至りました。6月議会終了後、市民の方々に向けた会派会報を発行し、議事内容を分かりやすい言葉で伝えてまいります。
豊明市においても、感染状況に合わせた感染防止対策と同時に、困難に窮している家庭、中小企業及び個人事業主、商店に対し、思い切った経済対策を講じなければ、今日、明日の資金繰りが立たずに、経済的苦境から閉店、倒産しなければならない企業、商店がどんどん増えてしまいます。
豊明市の行政規模からすると、市単独の対策は限りがあると思います。資金的援助などはもっと国や県が施策を講じるべきでありますが、倒産や解雇などつらい決断をしなければならない市民を出さないよう、豊明市としてもできる限りの対策、サポートをお願いしたいと思います。
今日は、このような視点においても一般質問したいと思います。
それでは、1件目、コロナ感染症対策についてであります。
私は、40年近く商店の経営をしてまいりました。その経験において以下の質問をいたします。
1、以前の地域振興券や昨年度のプレミアム付商品券のようなコロナ対策振興券を発行できないか。
2、令和2年度内で水道基本料金の4か月ほどの補助はできないか。
3、本市の小売業、製造業、飲食、建設、運送、不動産、サービス業等の状況は。
4、落ち込みの多い業種の事業者への今後の支援策の考えは。
5、児童手当受給者への振込件数は。各銀行に依頼できないか。追加システムは必要か。
6、今回の特例制度として、減収が確認できる非課税世帯、事業主の納税が困難な方々への減額、減免とか徴収の猶予のお考えは。
7、小中学校のプール授業はどうするのか。
続きまして、2件目の質問です。ペットと共生できるまちづくりであります。
犬や猫はもはやペットという位置づけだけではなく、家族の一員として飼う家庭が年々増えております。
そこで、昨年の動物愛護法改正に伴い、質問をいたします。
1、動物防災についての進捗状況は。また、今後の課題や進め方は。
2、当地区の獣医師会に防災会議への参加や災害時の協定等のお考えは。
3、犬猫の個体識別番号として、マイクロチップ助成金導入のお考えは。
4、犬の健康とコミュニティーの場として、ドッグラン広場についてのお考えは。
以上で壇上での質問を終わります。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
小浮市長。
◯市長(小浮正典君) まず、いとう議員の御質問のうち、コロナ感染症対策について、市の経済政策の基本的な考え方を私のほうからまず説明して、その上で順次回答してまいります。
新型コロナウイルスの経済面への影響は全産業に及んでいるとはいえ、現状は外食、観光、文化、スポーツなど、限定された産業が集中的に打撃を受けている状況です。しかし、ワクチンの開発に時間がかかること、また、日本での感染拡大期が一旦収まっても、世界では依然として拡大し続けていることからすると、グローバル社会下において今後国内全ての産業が長期的にマイナスの影響を受けることは必至です。
経済状況の悪化はまだ入り口でしかなく、これからもっと深く長い深刻な状況に入っていきます。その上で、当市は経済的に苦しくなっている事業者と個人双方を長期にわたり支え続ける必要があると認識しています。
独自施策を実施するに当たっては、第1に、国や県の施策を把握して、それを補完する形で効果的な施策を行うこと。第2に、国や県の支援が終わった後、取り残されてしまう事業者や市民を支えていくことを当初から意識しています。
長期的に政策を実施し続けるためには、商工会や社会福祉協議会など、関係機関と連携しながら、市の財政状況を十分考慮して政策を行うことが重要だと考えています。
他方で、今回の新型コロナウイルスによる影響が軽微な事業者や個人にまで及ぶようなばらまき政策や、政策効果が困窮している事業者や個人にあまり及ばない政策は財源の無駄遣いになるため控えるべきだと考えています。
そこで、個別の御質問について回答していきます。
まず1番目、以前の地域振興券や昨年度のプレミアム付商品券のようなコロナ対策振興券を発行できないかについてです。
結論として、従来型のプレミアム付商品券の販売は現状は考えておりません。以前の地域振興券や昨年度のプレミアム付商品券の場合には、まず購入できる方や使用できる方が限られておりました。また、大手の事業者も商品券を使われる側に参入できるものとなっておりました。結果として、商品券が特定の利用者により特定の事業者の特定の商品に集中して使われるという傾向がありました。
今回で市が提案して6月1日に議会のほうで議決いただいた市の独自のクーポン券事業は全市民型で、業種を問わず希望する全ての小規模事業者を対象にしています。また、クーポン券の利用の仕方によって1枚ずつ使ったり、あるいは4枚ずつ使ったりということで、様々な事業者のところにクーポン券が利用されることを想定しております。そうしたことで市民と事業者への経済支援にとどまらず、困窮している小規模事業者、多様な事業者が新たな顧客を獲得するきっかけとなる効果を狙っています。
ただし、今後第2弾、第3弾の施策を検討していく中で、小規模事業者にスポットが当たる形でのプレミアム付商品券の実施の是非は、国と県の今後の政策を考慮しながら検討してまいる方針です。
次に、令和2年度内で水道基本料金の4か月ほどの補助はできないかについてです。
結論からすると考えておりません。まず、当市の水道事業は愛知中部水道企業団による一部事務組合方式で行っています。企業団では基金を一定程度積んでおりますけれども、今後の老朽管の更新と主要管の耐震化のために必要なことが明白であり、この基金を新型コロナ対策で取り崩すべきでないことは構成5市町で一致しております。
一方で、特定の市町が一般財源から負担金として水道企業団に繰り入れる形で、基本料金をその市町の利用者に限り減免することは可能です。しかし、豊明市が4か月基本料金を減免すると1億3,000万円以上必要になります。市内の水道利用者の多くは新型コロナにより大きな影響を受けている状況には至っておらず、本来支援すべきところに回るはずの財源がそうでないところに回ることになります。
一方で、支援すべきところに回すため、限定された利用者のみを減免しようとすると、経済状況が悪化しているか否かについての審査に当たる人件費とシステムの変更で大きな費用が必要になります。当市として1億3,000万円を拙速に使うよりも、今後の経済政策の財源とすべきと考えており、水道基本料金の減免は実施する予定はありません。
3以降は順次ほかの部長から答えてまいります。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) 宇佐見経済建設部長。
◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 経済建設部から、コロナ感染症対策についてから2点、それから、ペットと共生できるまちづくりから2点をお答えさせていただきます。
まず、コロナ感染症対策の3点目についての回答です。
各業種それぞれの状況については把握はしておりません。ただし、信用保証料の認定申請の状況から推測すれば、特定の業種に大きな偏りはないことから、業種を問わず売上げは全体に落ち込んでいると考えられます。
それから、4点目、落ち込みの多い業種の事業者への今後の支援策はということですが、支援策については今後の感染状況や国・県の支援策の状況に応じて取り組んでまいりたいと考えております。
それから、続きましてペットと共生できるまちづくりから3点目、犬猫の個体識別番号としてマイクロチップ助成金導入の考えはという御質問です。
昨年6月の動物愛護法改正で、飼い犬や飼い猫の個体を識別するマイクロチップ装着が義務化されました。法改正で3年後までにペットショップにマイクロチップ装着及び所有者情報の環境省への登録が義務化され、飼い主にも装着の努力義務が課せられるものです。
マイクロチップは皮膚の下に直径1.2ミリ、長さ1センチ程度のチップで15桁の番号が記録されておりまして、専用の器具で読み取ることができるようになっております。これにより飼い主がペットを安易に捨てることを防ぐほか、脱走による迷子や災害時の身元確認が期待できるところでございます。
飼い主の努力義務としましては、野良猫など保護をしてそのまま飼ったりした場合はマイクロチップを装着するよう努力義務が課されるというものです。
助成金については名古屋市が実施をしておりますけども、愛知県内の他の自治体ではまだ実施をしておりません。他の自治体の状況も含め、今後調査研究してまいりたいと考えております。
続いて、4点目、犬の健康とコミュニティーの場として、ドッグラン広場についての考えはとの御質問です。
愛知県には有料、無料を含め幾つものドッグランがございます。近隣でも愛知県の施設であります大高緑地公園に2つのドッグランエリアがございまして、2つ合わせて約1,400平方メートルと広大な施設で、無料で利用できるようになっております。愛犬家の方にはそういった施設を利用していただくようにお願いをいたしまして、本市では設置をするということは現在考えておりません。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) 伊藤健康福祉部長。
◯健康福祉部長(伊藤正弘君) 続きまして、健康福祉部より5番目の児童手当の受給者についての御質問に対して回答申し上げます。
子育て世帯への臨時特別給付金は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策といたしまして、生活に困っている世帯への支援のうち、子育て世帯に関してはゼロ歳から中学生のいる児童手当を受給する世帯に対し、対象児童1人に1万円を上乗せする臨時特別の給付金を支給することが国により定められました。
振込件数につきましては、国が示す対象者の算出方法により8,846人を見込んでおります。申請から振込までの手続は市が定める期限までに受給を拒否するという届出書の提出がないことをもって受給の意思があったということを確認させていただきます。
受給申請者に対して、市役所内で銀行口座等の事務処理後、銀行に依頼をしまして指定された口座に振込をさせていただきます。
システム改修を行った理由でございます。対象者へは個人通知が必須条件であったということ、あと通常の児童手当対象者ではない公務員からの申請受給等を行う必要もあると。このたびは給付金であるということです。あと何よりもヒューマンエラーをなくして確実にお届けをする必要があるということで、適正に事務処理を行い、速やかに受給者に給付金をお支払いしたいということからシステム改修を行いました。
振込の手数料やシステム改修に係る経費でございますが、補助金の対象となり、国費が全額当たってくるということになっております。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) 馬場市民生活部長。
◯市民生活部長(馬場秀樹君) それでは、市民生活部からコロナ感染症対策の6番目と、あとその後のペットと共生できるまちづくりに対しまして回答をさせていただきます。
まず、6番目の納税が困難な方への減額、減免、徴収の猶予についての部分から、税制度といたしまして今回の議会のほうで提案をさせていただいておりますが、市税条例の改正等に一部このような部分が盛り込まれております。
市税の特例制度といたしまして、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少している中小事業者等へ固定資産税及び都市計画税の軽減措置がございます。こちらのほうは本市単独での特例ではございませんが、令和3年度課税分で事業用の家屋及び償却資産のほうが対象となってまいります。
手続等の詳細というのはまだ明確にはなっていない部分もございますが、御相談やお問合せには親切に対応してまいりたいと考えております。
また、同じく徴収の猶予につきましては、このたびの新型コロナウイルス感染症対策として納税が困難な方への徴収の猶予につきまして、地方税法が改正をされ、国の制度といたしまして市税に係る徴収猶予の特例制度、こちらのほうが創設をされました。
これは新型コロナウイルスの影響により、収入が前年の同期に比べておおむね20%以上減少している方で、市税をいっときに納付することが困難な方が対象となってまいります。令和2年2月1日から令和3年3月31日まで、こちらのほうに納期限が到来をする市税が対象であります。1年間徴収の猶予を受けることができ、また、延滞金もかかりません。現在もこの特例制度を運用しており、今後も継続をしていく、そのような対応していきたいと思っております。
特に今月中に発送する市県民税の普通徴収の通知により、お問合せや申請件数が増えることが見込まれております。窓口や電話においては手続等につきまして丁寧に説明し、周知にも努めてまいりたいと考えております。
続きまして、2番目の質問のペットと共生できるまちづくりのほうから、1番目と2番目についてお答えをさせていただきます。
動物防災についての進捗状況はでございますが、昨年12月に豊明市の防災手帳という、こちらのほうを発行させていただきました。市民の皆様には広報ですとかホームページ、防災訓練の場などで活用いただくように普及に努めているところであります。
いざ災害が発生したときに御自身と家族の情報や避難所へのルート、家族の約束事などを事前に決めてまとめておくためのものですが、動物防災といたしまして防災手帳の中にペットの情報も記載できるページが設けてございます。
ペットの飼い主の方が避難先でペットを適切にお世話したりできるように、あらかじめペットの情報をまとめておくためのものでございます。また、避難所におけるペットの飼育のルールなどについても、市民の皆様に周知をしていきたいと考えております。
2点目です。当地区の獣医師の方にという部分でございますが、現在のところ防災会議に参加をいただいたりというようなことは、そのようなことは今は考えてはございませんが、獣医師会からの意見にそちらのほうは注視をしていきたいと考えております。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) 小串教育部長。
◯教育部長(小串真美君) それでは、教育部から1項目めの御質問の7点目、小中学校のプール授業はどうするのかという御質問に対してお答えさせていただきます。
スポーツ庁、文部科学省の見解では、プールの水は塩素濃度が適切に管理されている場合において水中感染のリスクは低いとされています。しかしながら、複数のクラスが同時に授業を行い、児童生徒が組になって活動したり、更衣室で一斉に着替えたりするなど、児童生徒の密集、密接の場面が想定されます。
これらに対する対策を講じることが困難で、児童生徒の安全を確保できない場合は、水泳の授業を控えるように文部科学省より通知が出ているため、豊明市立小中学校においては今年度の水泳授業は行わないことにいたしました。
ただし、夏季休業中などに家族で海や川、プールなどに出かける機会が増えることも予想されます。体の調子を確かめてから泳ぐこと、水深が浅い場所での飛び込みは行わないこと、子どもたちだけで池や川などの水辺に遊びに行かないことなど、水泳の事故防止の心得は児童生徒の発達段階に応じて学校で指導し、安全への意識の高揚を図ってまいります。
終わります。
◯議長(毛受明宏議員) 馬場市民生活部長。
◯市民生活部長(馬場秀樹君) 先ほどの私の答弁の徴収猶予の部分で、税の納期到来部分の日にちが違っておりましたので、訂正をさせていただきます。
令和2年2月1日から令和3年3月31日までと申しましたが、正確には令和3年1月31日までの納期到来でございます。申し訳ございませんでした。
◯議長(毛受明宏議員) 一通り答弁は終わりました。
再質問がありましたら、挙手願います。
いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) コロナ感染症対策について1番の項目であります。国や県のそういった地域振興券につながるような案が出てくるようでしたら、ぜひ国や県のほうにもまた期待したいと思います。また、市長のおっしゃってみえる第2弾、第3のほうにも期待したいと思っておりますので、よろしくお願いします。
あと、これも同じくコロナ感染症対策についての3番であります。業種の状況ですが、どのような業種がどのぐらい落ち込んだのかを把握することにより、支援の方法や優先順位やサポートの仕方が変わってくるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
宇佐見経済建設部長。
◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) どのような業種かというところで、現在のところ把握をしていないというところの状況で、本日の新聞報道でもございましたが、今後6月以降に大きな影響が出てくるなというような報道がございました。それを踏まえまして、今後の支援策を考えていく上で、商工会様とかと連携をしましてできるだけ把握に努めたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) 外出自粛などにより家にいなくてはならない状況が続いたことから広い範囲での業績が落ち込んでいるということでしたが、具体的な経営状況について、市内事業者に対して今後アンケート調査等をする予定はあるでしょうか。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
宇佐見経済建設部長。
◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 現在のところまだアンケートをしようという段階には至っておりませんが、先ほどお答えしたとおり、6月以降にいろんな状況がまた出てくるかなというふうに思いますので、そこの点をよく考えまして商工会とも連携しながら状況把握に努めていきたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) そのような中でいろんな業種がどんなものか、徐々に分かってくるとは思うんですけれども、先ほど答弁におっしゃられた融資に伴う信用保証の助成に関わる認定申請の件数というのは去年と今年とを比較してどのような感じになっているでしょうか。お尋ねします。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
宇佐見経済建設部長。
◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 先ほどの答弁の中で業種に対しての隔たりがないというような答弁をさせていただきました。件数でございます。セーフティーネットに限って言えば、昨年度は5件であるのに対し、今年度は4月から6月1日の時点で339件ということになっております。339です。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) ちょっと今よく聞こえなかった。339件ですか。すごいな。分かりました。ありがとうございます。
続きまして、コロナ感染症対策についての7番であります。今期小学校のプールはやらないという方向で動いているということを先ほどお聞きしましたけども、もともとやる予定だった予定がやらなくなったと。そこで、プール事業者のほうに発生する費用やなんかはございますでしょうか。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
小串教育部長。
◯教育部長(小串真美君) 今年度のプール事業の指導委託についてはその契約の前に中止判断をしましたので、そういう違約金だとかキャンセル料、そういった類いのものは発生しておりません。
終わります。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) 先ほどの答弁の中で、プールの更衣室とか、そういったところが3密になるということで今後考えていかなくてはいけないということだったんですけど、来年度も引き続き委託する予定でしょうか。お尋ねします。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
小串教育部長。
◯教育部長(小串真美君) このプール事業の委託については、今後も民間委託の方向性を持って取り組んでまいります。
終わります。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
続きまして、2件目のペットと共生できるまちづくりのほうでありますが、先ほどの防災手帳を御紹介いただきましたけども、この防災手帳の配布方法はどのようになっていますでしょうか。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
馬場市民生活部長。
◯市民生活部長(馬場秀樹君) こちらは市役所の防災防犯対策課のほうでもお配りをしておりますし、地域のそういった防災訓練とか、そのような形でもPRをして配布している、そのような状況です。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) この防災手帳は市のホームページからもダウンロードができるようになっているとは思うんですけども、これをダウンロードして動物病院とか、そういったところへ置くことは可能でしょうか。動物病院がダウンロードして動物病院がそこで配布するということは可能でしょうか。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
馬場市民生活部長。
◯市民生活部長(馬場秀樹君) そのような形も多分できるということで協議もしてまいりたいと考えております。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) あとはペットと共生できるまちづくりの3番であります。このマイクロチップは昨年の6月12日に衆議院のほうで全会一致にて可決されて3年以内に施行される法律であります。この法律は、動物虐待による厳罰化やマイクロチップの導入化が盛り込まれております。残った期間はあと2年以内に施行されると思うので、その辺の周知とか準備のほうはどうやっていくつもりでしょうか、お尋ねします。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
宇佐見経済建設部長。
◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) こちらのほうは法律で決まっておりますので、広報等を通じて、それから市のほうの補助金を出しておる環境課のほうから避妊の補助金の申請があった場合だとか、避妊、去勢の補助金の申請の場合とか、そういうときを捉えまして積極的に周知してまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) このマイクロチップの装着というのは、やっぱり日頃の殺処分の削減にもかなり効果があると思っておりますので、2年以内に準備のほうをまたお願いします。
続きまして、4番のほうに入ります。犬の健康とコミュニティーとしてドッグランの広場はということなんですけども、市内にドッグラン広場があるといいなという飼い主さんが多くおられます。
まずは、飼い主さんのマナー向上も目指し、年1回の山田グラウンドで行われているしつけ教室への参加を増やすために、特典的な取組として、広場で遊ばせれるような内容を盛り込んだしつけ教室プラスドッグランみたいな取組はできないでしょうか。お尋ねします。
◯議長(毛受明宏議員) 答弁願います。
宇佐見経済建設部長。
◯経済建設部長(宇佐見恭裕君) 犬のしつけ方教室は毎年秋に座学と、それから屋外講義を実施しております。内容としては、愛犬と楽しみながらトレーニングすることでかみ癖やほえ癖を抑えるなど、人間の社会生活に受け入れられる犬になることを目的として実施しております。
屋外講義は議員おっしゃられるとおり山田グラウンドで実施をしておりますが、しつけ方教室はその趣旨によって特別にグラウンドのほうを使用させていただいております。しかも、グラウンドの隅を使用するよう、なるべく真ん中を使わないような形で許可を受けているという状況でございます。
それから、またしつけ方教室については、スタッフ、飼い主が常に横にいまして逃走等の事故は起こりにくい状況なんですけども、ドッグランとなりますと基本的にはグラウンド全体を使用することになりまして、ゲートなどの設備もございませんので、基本的にしつけが難しい犬が参加しておりますので、犬同士のトラブルのほうも懸念されるところでございます。しつけ方教室の目玉としての魅力はございますけども、現状ではまだ考えていないということです。
以上です。
◯議長(毛受明宏議員) いとうひろし議員。
◯3番(いとうひろし議員) ありがとうございます。最後になりますが、最近の報道等で御存じの方も多いと思いますが、大阪の吉村知事が評価されております。大阪のためだと思って一生懸命に行動している熱意が伝わるんだろうなと思います。豊明の小浮市長も負けてはおられません。私も見習いたいと思っております。
ある市民の方から、失敗してもいいんだよと。頑張ってねと。私たちはやらない言い訳よりできないならできない理由を教えてほしいと言われました。私は今後も一生懸命に勉強を重ね、市民の方から聞かれたときに、どのようなことでも、どうしてできないかを仕組みから説明できるよう、また、市民のために新しい提案ができる議員になりたいと思います。
以上で終わります。
◯議長(毛受明宏議員) これにて3番 いとうひろし議員の一般質問を終わります。