令和5年9月定例月議会(第2号) 本文 2023-08-31
◯9番(いとうひろし議員) 皆さん、おはようございます。
今回の議会も1番バッターとなりました。議長の指名を受けましたので、壇上での質問を始めたいと思います。
今回の通告は3件であります。
最初の2件を通告内容に決めた理由というのは、今年の10月に建設文教委員会で視察に行く2件のところを今回質問に当てました。10月にその視察はあるんですけれども、最新設備で建設されました給食センターに初日は視察に伺う予定です。運用状況やPFIについても勉強しに行くため、質問をさせていただきます。
そして、2件目の視察先は公園について明石市まで行きます。そして、そこでいろんな取組をされている指定管理団体に運用の状況と課題等についてお聞きする予定ですので、こちらのほうも確認事項を含めて視察前にお伺いさせていただきたいと思って質問を考えました。どちらの通告も今後本市において計画しているところですので、参考になるようしっかりと勉強して一助になればと考えています。また、行きっ放しで終わるのではなく、新たな提案等ができるようにしていきたいと思っています。
そして、3件目の通告は、よりよい豊明市に向けての質問をさせていただきます。前回に引き続きこちらは第2弾となり、シリーズ化を考えていますので、よろしくお願いします。
さて、1件目です。公園についてであります。
市内公園64か所と勅使墓園の指定管理が始まり1年以上が経過しました。当初は初期活動も遅れぎみでしたが、その後は作業員も増員されて公園や勅使墓園を管理されております。また、新たな試みで公園内でのイベントや墓園での出張販売、自販機の設置にも取り組んでいます。
そこで、現在の状況等についてお聞きします。そして、今年度は三崎水辺公園の改修のための調査等が行われますので、今後の設計等に反映していただければと思います。
インクルーシブとは、みんなが含まれているという意味です。インクルーシブ公園は時に障がいがある子どもが遊べる遊具がある公園という意味で誤解されがちですが、障がいがあるなし、子どもか大人かにも関係なく、全ての人が利用できる公園というのがポイントになります。そのような遊具も配置した公園が必要です。
また、17か所の児童遊園地と2か所のちびっこ広場についてもお聞きいたします。
1番、公園の指定管理者の活動報告と課題について。
2番、インクルーシブ公園とインクルーシブ遊具について。
3番、公園の自動販売機について。
4番、公園愛護会設立について。
5番、公園の種別と管理体制についてであります。
続きまして、2件目の通告は学校給食と子ども食堂についてであります。
長く続いたコロナ感染症での規制の中、学校給食の時間は児童生徒にとっても黙食等によりストレスもあったのではと察することができます。そして、いよいよコロナ禍前の状況に戻りつつある中、2学期からは楽しい給食が再開されていることと思います。本市において新給食センターの建設予定もあり、いま一度の確認事項や進捗状況も含め、お聞きいたします。
全国的に小中学校の給食費無料の自治体が増えてきています。本市も補助を始めておりますが、無料となれば定年の財源確保が課題となりますが、交付金等の運用を工夫して行うことはできないかなど、子どもたちの食についても幾つか質問をしていきます。その中で子ども食堂についてもお聞きいたします。
1番、学校給食法第1条や食育基本法の前文に基づけば、給食も義務教育の一環と位置づけのように解釈できると思われますが、お考えをお聞きします。
2番、季節や時期ごとにオーガニック給食への取組の考えは。
3番、保育園、小学校、中学校へと成長する過程においての食育の取組は。
4番、朝食を取らない児童生徒が増えているが、どのような対策を行っているか。
5番、新給食センターの進捗状況について。
6番、子ども食堂、大人食堂についてであります。
続きまして、3件目の通告です。豊明の未来についての2番、近隣の市町村と比べ、本市はどのような点が優れていて、どのような点が劣っているのか、私なりに分析いたしました。本市には国指定の桶狭間古戦場伝説地がありますが、観光資源として有効に活用されているのか、特殊公園の城址公園はきれいに整備されているのか、前後駅前の美化は十分かなど、いつも頭の中に浮かんでおります。前回、豊明の未来についての質問の中では、市街化区域の拡充と次期都市構想について考えを述べましたが、今回は下記の3点について本市のお考えをお聞きいたします。
1番、近年の転入人口と転出人口は。過去3年間の転入人口と転出人口を教えてください。
2番、小売吸引力指数は地域が買物客を引きつける力を表す指標で、数字が1.0以上の場合は買物客を外部から引きつけ、1.0未満の場合は外部に流出していると見ることができます。第3次豊明市都市マスタープランで見てみると、平成24年の小売吸引力指数は0.61でした。通告書には0.51と書いてありますが、0.61のほうに訂正願います。近年の数字を教えてください。
3番、地域おこし協力隊は、一定期間、その地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PRなどの地域おこしの支援や住民の生活支援などの地域協力活動を行いながら、その地域への定住定着を図る取組を行うものですが、豊明市に地域おこし協力隊のような組織はありますかということであります。
以上で壇上での質問を終わります。
◯議長(鵜飼貞雄議員) では、答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 経済建設部からは、大きな項目の1つ目の公園についてお答えをさせていただきます。
まず1点目でございますが、公園の指定管理者の活動報告と課題でございます。
公園の指定管理者としての令和4年度の実績でございます。維持管理では、公園の草刈り、樹木の剪定、公園の清掃、トイレの清掃など、こういったことを行っております。点検では、日常点検のほか、遊具や浄化槽などの定期点検を行い、不良箇所については修繕を行っております。また、イベントでは、フラワーフェスタとして花苗の販売や各種催物の開催、そなえパークの日として防災イベントなどを開催しました。そのほかにフラワーボランティアへの支援や地域のお祭りや防災訓練に参加するなど、地域との連携も図っております。
課題といたしましては、令和4年度はスタッフを募集しても集まらずに人員不足となりました。このため、草刈り作業が遅れたことと草刈り作業を委託で補っていきましたので、当初の計画以上に再委託が多くなったような点がございます。
2点目でございます。インクルーシブ公園とインクルーシブ遊具でございます。
インクルーシブ公園、インクルーシブ遊具とは、障がいの有無にかかわらず、誰もが安全に安心して利用していただける公園、遊具のことでございます。公園施設全般については、バリアフリー化、ユニバーサルデザインを取り入れて改修を進めていくことで誰もが安全に安心して利用していただける公園の整備を目指します。
インクルーシブ遊具については、現在行っている三崎水辺公園の改修工事でインクルーシブ遊具の設置の計画をさせていただいております。ほかの公園での設置については、今後どのように取り入れていくか、研究をしていきたいと考えております。市内の公園を広く捉えますと中京競馬場にも公園がございますので、こういったところは管理会社様とインクルーシブの観点での意見交換をしていくということで、これから進めていこうということにしております。
3つ目の公園の自動販売機についてでございます。
公園にあります自動販売機は、公園利用者へのサービス向上及び夏場の熱中症対策のため、指定管理者が設置をしております。11か所の公園に12台設置をしております。利用も大変多くありまして、夏場の熱中症予防対策として役立っているものと考えております。
4点目でございます。公園愛護会の設立についてです。
公園愛護会は、市民の共有の財産である公園を地域の皆さんの協力で維持管理していくボランティア団体と認識します。活動としては、清掃、除草、施設の点検、破損の報告、愛護思想の普及などで、活動回数は月に1回以上されているところが多いようでございます。
本市には公園愛護会はございませんが、それに代わる制度としては地域一括交付金、公共施設アダプトプログラム、フラワーボランティア、花いっぱい運動がございますので、現状、公園愛護会を設立するという状況にはございません。しかし、今後の公園管理の在り方を考える上で、公園愛護会の活動を行いたいと考えられる団体さんがございましたら、お話をお伺いし、導入について責任の所在などを含めてどのような課題があるかは研究してまいりたいと考えております。
5点目の公園の種別と管理体制でございます。
街区公園や近隣公園など、都市公園の設置者は豊明市となります。令和4年度から都市公園の管理は指定管理者が管理を行っております。児童遊園地やちびっこ広場の設置者は区や町内会になります。管理も区町内会で行っていただいております。
以上でございます。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) それでは、教育部のほうから5点ほど回答させていただきたいと思います。
学校給食と子ども食堂についてでございます。
まず1番目、給食の義務教育としての解釈についてということでございますが、学校給食は学校給食法の第2条において、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために行われるべきとあることから、学校教育活動の一環であると認識しております。しかしながら、学校給食法第11条では、食材の購入は学校給食費として保護者が負担することとなっています。自治体によっては給食費の無償化を実施している自治体も出てきていますが、本市では法律に基づいて進めているところでございます。
2番目、オーガニック給食への取組への考え方はということでございます。
オーガニック食材は、化学肥料や農薬に頼らず、環境負荷を抑えた食材であるため、それを取り入れた給食は、環境保全のほか、児童の健全な食生活に寄与する意味でも望ましいものと認識しております。しかし、給食として提供するには品質や数量の確保が難しいため、現時点では実施することは考えておりません。
3番目、小学校、中学校へと成長する過程において食育の取組はということでございますが、食育は食育基本法第2条により、食に関する適切な判断力を養い、心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを目的としており、第5条では、子どもの教育では食育の重要性を十分自覚し、積極的に推進していくことが規定されています。
こうした背景の中、本市では、栄養教諭による授業の実施により児童生徒に日々の健康づくりや望ましい食生活について伝えることや学校給食センター職員による訪問給食や給食センターの見学により給食について理解を深めてもらっています。
4番目、朝食を取らない児童が増えているが、どのような対策を行っているかにつきましては、生活リズムを整えたり、午前中、元気に活動したりするためには朝食を食べることが大切だと認識しています。朝食を食べることの大切さを周知するために学校では食育として授業の中で取り扱ったり、朝食の有用性について記した文章を児童生徒に配布したりすることにより朝食の重要性に対して啓発を行っております。
5番目、給食センターの進捗状況についてでございますが、新給食センターにつきましては、令和2年度に実施しました官民連携導入可能性調査の結果等を踏まえ、PFI方式で整備する方向で現在検討を進めております。今は用地の確保に向けた準備を進めておりますので、今後、用地の確保にめどが立った段階でPFI事業者を公募する準備に入っていきます。順調にいきますと、令和6年度に事業者を決定しまして、令和7年度、設計、令和8年度、工事、本格実施は令和9年度の2学期からを考えております。
以上で回答を終わります。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 中村健康福祉部長。
◯健康福祉部長(中村泰正君) それでは、健康福祉部より、学校給食と子ども食堂についてのうち2点御回答させていただきます。
まず初めに、3)の保育園における食育の取組についてでございますが、公立保育園の食育の目標を保育所保育指針に基づき、食べる喜びや生きる喜びを感じ、命を大切にする子どもを育てるとし、楽しく食べる子ども、おなかのすくリズムの持てる子ども、食べることに興味や関心が持てる子どもを目指しております。その目標の下、食育計画を作成し、月齢や年齢において取組を行っております。一例ではございますが、年長児は野菜を育て、収穫し、それを調理したものを味わうなどの活動をしております。
それから、6)の子ども食堂、大人食堂について回答させていただきます。
子ども食堂は全国的にも増加傾向にあり、運営者により様々な運営形態があり、地域で子どもの居場所を提供している団体が毎日食事を提供する、学習支援のための団体が学習前後に食事を提供するなど、様々な工夫をされております。また、参加費、開催頻度、メニューなども食堂ごとに違いがございます。この子ども食堂は地域住民のコミュニケーションの場として機能することや誰かと一緒に食事ができること、無料、または安価で食事ができることなど、メリットも多くあると理解しております。
本市では、豊明市社会福祉協議会が子ども食堂運営団体と豊明市子ども食堂ネットワーク会議を開催しており、運営団体への助成を実施しております。しかしながら、子ども食堂の運営に前向きな考えがあるものの、人材不足、衛生管理面、運営に対する不安など、課題を感じられている団体が多いことも承知しております。こうした課題の解消に向け、今後も社会福祉協議会と連携して取り組み、市内各所で多種多様な子ども食堂が生まれ、子どもの居場所が増えることを目指していきたいと考えております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 小串行政経営部長。
1◯行政経営部長(小串真美君) それでは、続きまして、3項目めの御質問、豊明の未来について2に対して行政経営部から答弁させていただきます。
まず1点目の過去3年間の転入人口と転出人口を申し上げます。1月から12月までの年の集計で回答させていただきます。
まず、令和2年は転入者数3,138人、転出者数3,253人、115人の転出超過でありました。令和3年は転入者数2,955人、転出者数3,102人、こちらも147人の転出超過でありました。令和4年は転入者数3,421人、転出者数3,358人で、この年は63人の転入超過という結果になっております。
それから、2点目の小売吸引力指数でございます。
こちらの数字は5年に1度調査を行います経済センサス活動調査の数字を使いますので、令和3年度のものが最新となります。令和3年度の小売吸引力指数は0.58でございました。
続きまして、3点目の地域おこし隊のような組織はありますかということでございますが、現在、本市にそのような活動を行う組織はないと認識しております。
終わります。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 一通り答弁は終わりました。
再質問がありましたら、挙手を願います。
いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) まず、1件目の通告の公園についての再質問から始めていきたいと思います。
今、指定管理に変わって、この予算、予定どおりに計画されて進んでいるのかどうか、お尋ねいたします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 指定管理料として債務負担行為として予算をお認めいただきました5年間で勅使墓園と合わせて6億590万円の予算でございます。指定管理は計画どおりに進めさせていただいております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。順調に進んでいるようで喜んでいます。
また、イベントも結構開催されていると思うんですが、イベントの成果とか今後の展開は教えていただくことは可能でしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 大蔵池公園でフラワーフェスタを4回開催しまして、約500人の方々に御来場いただいております。そのほかにも七夕笹飾りであったり、ラジオ体操であったり、水遊び、講演会など、イベントを各種行っております。今後の展開といたしましては、他の公園での開催を考えております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。他の公園でも考えていることで、どんどんどんどん公園でイベントが重なっていけばまちの活性化にもつながっていきますので、今後ともひとつよろしくお願いします。
私もよく公園なんかのイベントやなんかも見に行ってたりするんですけども、やはり何かBGMのようなものがあったほうが何か集客、イベントらしくなると思うんですけど、いかがでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) イベントの開催時に音楽を流すということでございますので、これについては様々、近隣の状況とか、著作権であるとか、課題がありますので、検討させていきたいと思っております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。御近所の方たちに迷惑にならないような形でやれればいいかなと思います。
先日も市のホームページ内で公園のイベント等の案内、こちらを見てるんですけど、ブログやなんかも更新されてない状況があると、ずっと続いてると思うんですけど、その辺の理由は何でしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 市のホームページのほうでは分かりやすい広報ということで心がけていかないといけないので、そのようにしてまいります。市のホームページは指定管理者のホームページのリンクを張ってあるという形になるので、その意味で更新がされていないように映ったのかもしれませんが、指定管理者のホームページのほうに、そこから入っていただきますとイベントの案内であったり、ブログが日々更新できておりますので、ぜひ御覧をいただきたいと考えております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
そういったリンクやなんかももう少し分かりやすいようになっていると市民の方たちもいいんじゃないかなと思いますので、分かりやすいような感覚で作り上げていただけるとうれしいです。
公園の中の花壇の維持管理、これは契約外なんでしょうか。お聞きします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 公園内の花壇につきましては、指定管理者が管理する花壇とボランティアで管理する花壇がございます。フラワーボランティアが管理する花壇は、花壇の起こしや花苗の提供は指定管理者が行い、花苗の植付け、水やりはボランティアが行っているという実情でございます。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
公園の管理をされるフラワーボランティアの方々も、今、大分高齢の方が多く見受けられます。この辺はどのように対応していただけるんでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 確かにおっしゃるとおりの御指摘の課題がございます。高齢化の解消については新規会員の募集という形で進めさせていただいております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) インクルーシブ公園についてでありますけど、いま一度お聞きしますけども、今後どのように考えているでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 市が管理している公園とインクルーシブ公園は双方とも誰もが安全に安心して利用していただける公園ということで、同じものというふうに考えております。インクルーシブ遊具については、先ほどお答え申し上げたとおり、今後どのように取り入れていくかを積極的に検討していきたいと考えております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 公園も遊具も時代とともにだんだん変わってくると思うんですね。私の子どもの頃はよくブランコとかそういった遊具で遊んでおりましたが、今、公園をいろいろ回ってきても子どもたちがなかなか遊んでいる環境がないんですね。だから、遊具も徐々に変えていく必要があると思うんですけど、もう少し公園の遊具についてのお考えをお聞かせください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 遊具を含め、公園の施設についてはバリアフリーからユニバーサルデザインと発展をしてきて、さらにインクルーシブという概念が注目されるようになってまいりました。このため、今後どのように取り入れていくのかというのは研究をしていきたいと思いますし、公園を見たときに、楽しい、遊びたいって思っていただけるような、そういうこう発信力のあるようなものも研究していきたいと考えております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
皆さんが楽しんでいただけるような公園を目指すということで、今、公園やなんかにおいてもいろんな事件や事故もちょこちょこニュースやなんかで報道されております。公園によっては防犯カメラがついてる公園もありますが、防犯カメラの設置されてない公園は今後必要ではないかと思うんですけど、お考えをお聞かせください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 実は以前の議会で公園の防犯カメラの設置について御質問をいただき、そのときの回答といたしましては、計画的な設置は考えておりませんというような回答をさせていただいております。現在も同様ではありますが、いたずらが多く発生しているような場合とか、公園がそういう犯罪の温床になるような状況にあってはいけませんので、対応の1つとしての設置ということが必要となることもあるかもしれないというふうには認識しております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
全ての公園とは言いませんが、公園のほうにも防犯カメラを設置していただけるように要望はしておきます。
続きまして、公園の自動販売機についてなんですけども、この辺の電気代はどちらが、行政が払っているのか、指定管理のほうが払っているのか、お聞かせください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 自販機の電気代でございますが、これは指定管理者が負担をしております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 電気代を払っているということであれば、当然、水道代も払っているのかなと感じますが、そういったことで売上げも指定管理のほうに入るのかなと推測はします。その辺で空き缶とかのごみ問題等は発生しているんでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 自動販売機の横に空き缶入れを設置しております。多くの方は空き缶入れを正しく御利用いただいておりますが、中には公園内にポイ捨てをされてしまうケースもございます。清掃業務も指定管理者の業務となっておりますので、公園利用者の満足度が下がらないように努力と対応をしております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 先ほどの質問とちょっと重複するかもしれませんが、公園に防犯カメラをということだったんですけど、自動販売機の設置してある公園には防犯カメラやなんかも私は必要だと思うんですけど、トイレのいたずらとか、自販機荒らしのようなことが発生した事案はあるのか、教えてください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 自販機とかトイレのいたずらということでございますが、自動販売機を対象とした防犯カメラも今のところ設置はないんですが、実は中央公園にございました自動販売機はいたずらが非常に続いてしまっておりまして、現在は撤去に至ってしまったという状況がございます。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
そういった事件も未然に防ぐような抑止力もあると思うので、また中央公園、大きな公園ですので、多くの児童生徒も遊ぶ市民の憩いの場ともなっておりますので、また新たに自販機を設置して、そういった防犯カメラなどの予防対策も行いながら、また再設置していただけるようになるといいと思います。
続きまして、公園愛護会の設立についてということでありますが、豊明市に公園愛護会がない理由を教えてください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 愛護会に代わる制度ということで、地域一括交付金であったり、アダプトプログラムであったり、また、フラワーボランティア、花いっぱい運動がございますので、現在は公園愛護会がないという状況かなと思っております。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
私の考えでは、地域一括交付金の中に公園の管理料みたいな費用が入っていることよりも、地域の方が行うそういった公園愛護会のような組織に振り込んでいただいたほうが愛護会で働く方たち、メンバーの励みにもなると思いますし、愛着も出てくると思いますので非常に有益と考えるんですけども、その辺はいかがでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 先ほど申し上げた一括交付金とかアダプトとかフラワーボランティア、花いっぱいということも、議員のおっしゃるとおり、地域の力をいただくという形で現在そういう制度をさせていただいておりますので、いずれにしても、地域の力をお借りする中で公園への愛着やコミュニティーが生まれるという考えにおいては一致しとるかなというふうに考えております。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 私もそう思って質問させていただいてるんですけど、やっぱり地域の公園は地域の方たちで管理していくような体制を取っていくとよりまちがきれいになっていくと思いますし、先ほど、児童遊園地とちびっこ広場は区とか地域の管轄で管理されてるということだったんだけど、17か所ある児童遊園地、10か所ぐらいは見て回りました。そうすると、やはりどの遊園地も非常にきれいでした。ということは、やはり地域の方たちが管理している。大きな公園は難しいとは思うんですけども、小ぶりな公園やなんかは地域の方たちに任せていただいて、地域の方たちがやることによって愛着も出てきますし、きれいに管理されると思うんですけども、こういった公園愛護会の取組を行っている市町村は愛知県にどれぐらいあるんでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 申し訳ございませんが、県内ということで把握をできておりません。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) じゃ、近隣市町ではどうでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 近隣でございますが、東郷町、日進市、長久手市、名古屋市、刈谷市に公園愛護会があります。また、みよし市と大府市には愛護会はないというような状況かと思っております。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
あと付け加えると、岡崎、安城、知立、一宮、尾張旭、豊田、豊橋にも愛護会がありますので、ぜひこの豊明においても愛護会の設立をと考えておりますが、指定管理者がおります。地域一括交付金の先ほど言ったように公園管理の部分の補助額は委託する前と後ではどのような委託内容に変わったんでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 指定管理者が公園を管理する前と後ということで地域一括交付金に変更はございません。地域一括交付金の内容は年2回以上の除草と清掃作業と破損等の連絡となっております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 現在、豊明市のほうは5年間の指定管理ということで動いておりますが、公園愛護会、これが設立されて、公園の指定管理費、これが削減されるのではないかと思うんですけども、御意見をお伺いします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 指定管理者と公園愛護会との取扱い、すみ分けをどのようにするのかということかと思います。
公園の管理は指定管理者が行うことが前提で、その中で公園愛護会が活動するとなれば指定管理者の業務は減らないため、指定管理料も削減されません。仮に公園愛護会が指定管理者に代わって公園の管理を行うという部分が生じるとなれば、その分が削減されることになろうかと思います。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 児童遊園地17か所の補助金は、都市公園の地域一括交付金の金額は、例えば吉池にある児童遊園地、約100坪ぐらいだと思うんですけど、例えば西川区の笹原公園、広さが随分違うと思うんですけど、この辺の金額の相違はどうなってるか、教えてください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
中村健康福祉部長。
◯健康福祉部長(中村泰正君) 児童遊園地は地域の区や町内会が管理をしております。令和4年度の補助総額でございますが、これは設置とか修繕に対しての補助金となりますが、総額で153万7,000円となっております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 都市公園のほうでございますが、設置者は豊明市となりますので、公園緑地の管理を行う経費として地域一括交付金を区に交付をさせていただいております。管理をしていただいている公園緑地は55公園、3緑地で、その総額は約300万円、1公園平均しますと5万1,000円になります。
金額の相違は、児童遊園地の金額は施設の修繕、または樹木の剪定もしくは草刈りに要した経費と15万円と比較して、いずれか少ないほうの額となっております。公園の地域一括交付金の金額は1施設当たり1万円に面積1平米当たり20円を乗じた額を加えた額で、管理内容は年2回以上の除草、清掃作業、破損等の連絡となっております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
あと、公園を運営していく中で有償ボランティアでの運営についてのお考えはございますでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 現在、指定管理者制度での管理を行っておりますので、現在はその考えにはございません。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 現在の公園の利用に関して、自転車の乗り入れやボール遊び禁止や花火禁止など、公園では様々な禁止事項が多くあると思うんですけども、やはり自由に遊ぶことができないかなと。もう少し子どもたちが自由にというような声もあります。
そこで、例えば公園愛護会の運営委員会みたいなものができて管理主体となった場合、禁止事項等も愛護会で柔軟に対応はできるんでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 愛護会が設立をされましても公園の管理者は市でございますので、公園の利用や安全に責任がございます。公園愛護会が自由に公園のルールを決めるということにはならないかというふうに思っております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 公園を地域の住民が管理すると、またはその利活用を図っていくことは、住民サービスの向上を図るとともに、経費の削減も目的として取り上げられますが、加えて地域コミュニティーの熟成にも寄与すると考えておりますが、市としての意見をお尋ねします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 経費の削減を目的としたボランティアの活用ということでは考えてはおりません。
また、公園は市民共有の財産でございますが、設置者は豊明市でございます。管理者も市となります。責任の下に公園を管理させていただいております。指定管理者制度を導入した後もその立場においては何ら変わっていないということでございまして、これらを踏まえまして地域やボランティアとのそういう考えの上での連携を図っていきたいと考えます。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 例えばヒアリングなんかを行い、モデル地区の選定をして、そういった公園愛護会みたいなことを立ち上げようとする団体を公募したらいかがでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 現状の立てつけが先ほど申し上げたような一括交付金であったりということになっておりますので、設立のための選定、公募、こういったことをこちらでやっていくという状況にはないというのが実際のところです。しかしながら、愛護会として公園全体の管理を行いたいというような団体であったり、意向であったり、こういうようなことがございましたら、どのような管理をどの程度行いたいのかというようなこと、そういったことを率直にお話を聞かせていただく機会は持っていきたいというふうに考えます。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
取りあえず公園についてのところの3個目は終わりまして、次、公園の種別と管理体制について少しお伺いいたしますけど、先ほど花火の話をさせていただきましたが、花火をする場所について公園の花火はどこまでが可能なんでしょうか、お伺いします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 公園での花火は、ロケット花火であったり噴出花火というのは禁止をさせていただいております。公園で行ってもよいですとさせていただいているのは手持ち花火ということで御理解いただいております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) あと、年間の維持費についてですけども、大小あると思いますけども、現在の一括交付金、1公園にかかる平均単価はお分かりでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
伊藤経済建設部長。
◯経済建設部長(伊藤正弘君) 一括交付金でございます。1施設当たり1万円に面積1平米当たり20円を乗じた額というのを加えているということで、現在、58公園、約12万平米の公園の管理をいただいておりますので、1公園の平均面積を2,000平米として交付金は約5万円となります。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 先ほどの街区公園と児童遊園地との単価を比較すると、児童遊園地は約153万円という答弁でしたけども、割る17件、割る17だと1か所当たり約9万円となり、規模の大きい街区公園は大体平均5万円と、あと、20円が単価で少し乗ってくるということだったんですけども、児童遊園地は先ほどの答弁で伐採や修繕などが加わっているため、単価的には高くなっているのかなということでしょうか。お尋ねします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
中村健康福祉部長。
◯健康福祉部長(中村泰正君) 児童遊園地につきましては、先ほども少し答弁がございましたが、上限が決まっておりますので、あと、管理をそれぞれの地区がされておりますので、必ず毎年不足をされるわけじゃないので、必要が生じたときに申請をしていただいて、上限の中で範囲でやっていただいて、それ以上のものにつきましては管理をされている区とか町内会が御負担をいただいているような形となっております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
先ほどもお聞きしましたけど、三崎公園の改修工事も来年から始まる予定になっており、インクルーシブのお考えもお持ちということでしたので、私どもも建設文教委員会のほうで最新型のインクルーシブ公園を視察に行ってまいりますので、また行ったままで終わるんじゃなくて、さっき言ったように何らかの提案なりをしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で公園についての再質問は終わります。
続きまして、学校給食と子ども食堂についての再質問を行います。
先日、文化会館で家庭教育推進市民大会が行われました。その中で1人の中学生が海洋プラスチックの汚染について話されておりました。今年9月から始まる紙牛乳パック、こちらにはストローはついているのでしょうか、お聞きします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 9月から始まる牛乳パックにつきましては、開封式のパック構造になっておりますので、ストローはついてございません。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) そのときに質問というか、討論された中学生やなんかの気持ちを考えると、今後、その牛乳パックが各生徒児童に配られるわけですよ。それを例えばリサイクル、飲んだ後、ちょっと開いて、ささっと洗って再利用するようなお考えは、生徒たちや児童たちにやらせるお考えはありますでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 資源の再利用につきましては大変よいことだと思いますが、限られた時間内で手洗い場の混雑や低学年などがそういったことをやる時間がやっぱり少ないかと思いますので、難しいかなと考えております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
そういったことの取組をやることによって生徒たちにもこういったリサイクルの意味とかなんかも分かっていただけるのかなと思ってちょっと質問させていただきました。
現在、食べ残しの食材は増えているのか、減っているのか、過去3年ほどの推移を教えてください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 児童生徒によって食べられる量が異なるということがありますので、今はもう無理に食べさせることなく、食べられる分だけきちんと食べるということを行っております。さらにコロナ禍の影響でお代わりの仕方やなんかも昔とはちょっと違いますので、そういった傾向もあり、食べ残しについては増加傾向にありまして、令和2年度で3万6,210キロ、令和3年度で4万6,870キロ、令和4年度で5万2,880キロとなっております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 現在、2か所での給食センターの配食数を教えてください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 中央調理場では2,700食、約ですが、栄調理場でも約2,900食を作っております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 以前から疑問に思ってたんですけど、教職員たちは給食費を払っているのでしょうか。すみません、お尋ねします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 当然負担していただいておりまして、今40円減額はしておるんですが、教職員につきましては減額せず、小学校では250円、中学校では280円徴収しております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。先生たちもちゃんと払ってるということで安心しました。たくさん食べてください。
ところで、児童生徒、給食の時間ですけども、生徒たちから何か御意見やなんかは伺っているでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 特段伺っておりません。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
細かいことを聞くようですけども、当然アレルギー対応もやられてると思うんですけども、どれぐらいの食数をアレルギー対応で今やっていて、どのような内容でやってるのか、教えてください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 今の給食センターではきちんとしたアレルギー対応ができませんので、乳製品に関してだけ普通の牛乳から豆乳に替える形を取っております。その食数は26食でございます。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 例えばですけども、給食費を無償化にするとしたら、小学校、中学校それぞれどれぐらいかかるんでしょうか、教えてください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 小学校で約2億円、中学校で約1億円となります。1年でです。
以上でございます。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
ちょっと難しい話をするようですけども、憲法第26条第2項に義務教育はこれを無償とするとあるが、給食も教育の一環であるならば給食も無償化にすると考えるけども、僕は。市としてはどのように考えているのか、教えてください。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 憲法第26条における義務教育の無償に関する規定に関する解釈につきましては、教育基本法第5条第4項において授業料はこれを徴収しないと規定されていることから、義務教育の提供に対する対価は授業料と意味するものと解釈するのが通例となっております。したがって、給食は教育活動の1つであっても授業ではないことから、給食基本法第11条における規定により、給食における食材を保護者が負担するということになっておりますので、そのように解釈して進めております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
物価高騰になっており、エネルギー価格も上がっており、そういった子育て支援の中核に存在するような政策が取れればなと思っております。食育も教育の一環と認識されているのであれば、教材である教科書と同様に無料にすべきだと思うんですね。食材も教材も同じ身につくものとして同様と考えるべきではないでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 両方身につくもので、よく身につけられておりまして、いとうさんから言われてよく分かりますが、憲法による義務教育はこれを無償とするということがありますが、教育を受けさせるにつき、その対価を徴収しないことを定めたものであって、その対価というのは授業料を意味するものと認められておりますので、無償とは授業料不徴収の意味と解するのが相当であります。教科書が無償で配布されるのは、教科書無償措置法等によって義務教育段階において、国、公立、私立を問わず、教科書も無償となっております。給食費につきましても、学校給食法の第11条で食材の購入費は保護者が負担するということになっている以上、本市においても法律に基づいて進めていきます。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 今、全国で給食無償化が非常に加速されてきております。今年の2月22日付の農業新聞によると、多いところだと、群馬県辺りですと、群馬県で5割強、埼玉県でも5割強、奈良県で4割強の学校が何らかの給食無償化に対しての施策を行っているとの新聞報道がありました。全国で広がっている学校給食無償化の拡大、これを本市としてはどのように受け止めているのか、お考えをお聞きします。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
高木教育部長。
◯教育部長(高木安司君) 無償化の動きにつきましてはよく把握しておりますが、無償化にすることによって、先ほども御説明したとおり、約3億円の市費を投入しなければなりません。他市によっては臨時交付金を使って一時的に無償にしているところもございますが、ある程度の期間、この制度を実施していくには財政的にも負担が大きいと考えますので、当面の間は今の1食40円の減額の施策を続けていきたいと考えております。
以上です。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) 学校給食についてはよく分かりました。
子ども食堂についてでありますけども、岸田政権の少子化、ちょっと早口で読みますね。少子化対策の中には教育費の負担の軽減策がなく、保護者の負担軽減があまり明記されておらず、物価上昇の中、塾等にかかる費用も高額になっております。児童生徒の学習支援を取り込んだ居場所として子ども食堂は全小学校区に1つずつ、区の会館や空き家などを利用して開設のお手伝いをと考えております。また、地域の高齢者や多世代が集える食の交流拠点としても大人食堂の開設もお手伝いしたいと考えております。こどもまんなか社会への公益性の高い事業だと思いますので、子ども食堂の予算化の提案をさせていただきます。
ちなみに、現在カラットで毎月1回行っている子ども食堂についてもですが、1回の運営で会場費と、あと、ボランティア保険、子どもたちの保険ですね。入るのに1回開催するに5,100円の会場費がかかってしまいます。年間12回やると約6万円かかってしまいますので、子ども食堂等に係るぜひ予算化を要望して2つ目の質問を終わります。
3つ目の質問であります。豊明の未来について2番、ツーですね。
転入者と転出者の数ですけども、令和4年度、転入者が多いというのはちょっと意外だったんですけど、この辺の分析というのはされてますでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
小串行政経営部長。
◯行政経営部長(小串真美君) 原因のほうでございますが、新型コロナが落ち着いて外国籍の方に入国制限がかかっていたものが少し緩くなりましたので、その関係で外国籍の方の転入が増えております。ですので、この令和4年も日本国籍の方だけで見ると転出超過ということになっております。
終わります。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) あと、地域協力隊、このような組織を立ち上げるお考えはありませんでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
小串行政経営部長。
◯行政経営部長(小串真美君) 行政のほうが主体となるような形でこの地域おこし協力隊というような組織を立ち上げるということは現在考えておりません。現在、本市には、中心となって地域を盛り上げていただいている市民の方や団体の方々が数多く存在しております。実際にイベント等を開催する際には、そういった市民の方や団体の方々がアイデアを出し合って協力して盛り上げていただいております。
こういった団体の中の1つとして地域おこし協力隊のような活動をされる方が出てきていただけるということはもちろん歓迎いたしますけれども、我々行政といたしましては、そういった市民の方々が活動しやすい環境を整えて、誰一人取り残さないまちの実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
終わります。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
地域おこし協力隊となれば総務省のほうから特別交付金が支給されると思うんですけども、豊明市はその対象になっていますでしょうか。
◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
小串行政経営部長。
◯行政経営部長(小串真美君) この総務省が推奨する特別交付税の対象となる地域おこし協力隊というのは、一定期間その地域に居住するという条件等もございますけれども、併せて、その対象地域が過疎地域ということで制限されております。豊明市は条件不利地域というか、過疎地域というところに該当しませんので、このたび総務省がお示ししている特別交付税の対象にはならないという認識をしております。
終わります。
◯議長(鵜飼貞雄議員) いとうひろし議員。
◯9番(いとうひろし議員) よく分かりました。そうなんですね。本市で地域おこし協力隊をつくったとしても国からの交付税対象には当てはまらないということでしたので、国が線引きしている区域を僕らが決めるわけではありませんので、致し方ないなと思いますけども、本市でも多くのボランティアの方々の力を得て、まちの福祉や美化、環境、そして、活性化につなげてると感じております。日頃より、市のため、市民のために尽力をされてる多くのボランティアの方々に感謝と敬意をお伝えし、ますますの御活躍を期待しております。
そして、本市においても国の交付税が無理なら、市独自の施策で例えば交通費や一定の経費が支給できるようにして、若い世代でも加入できるような有償ボランティア制度の構築を研究していただくことを要望し、私の一般質問を終わります。
◯議長(鵜飼貞雄議員) これにて9番 いとうひろし議員の一般質問を終わります。