令和5年6月定例月議会(第2号) 本文 2023-06-06

◯9番(いとうひろし議員) 改めまして、皆様、おはようございます。
 改選後初の議会となります。この新しい20人の先生方と共に一生懸命頑張っていきたいと思っておりますので、皆さん、よろしくお願いします。
 先日は、桶狭間古戦場まつりが盛大に開催され、多くのボランティアスタッフの方が暑い日の中、一生懸命手伝っておられました。新型コロナウイルス感染症も落ち着きを始め、来場者も多く見えてにぎわいを見せておりました。地元議員の方も大変お疲れさまでございました。そして、共生交流プラザカラットも開設してから1年が過ぎました。まちは以前より活気が出てきたと感じております。こちらも多くのボランティアの方々に支えられており、市民の方が自発的な活動をされております。
 その中の1つに子ども食堂があります。月に1回の開催ですが、毎回50名以上の方々に御利用をいただいておりますが、私、思うんですけど、月に1回の開催だと30分の1ということなんですね。そこで、新たなみんなの食堂という組織をつくろうとしている方々が見えます。平日の毎日開催を目指しているそうです。子ども食堂の活動の中で一番大変なのは調理です。その調理の時間を短縮したいと考え、希望の方法をお尋ねすると、学校給食の一部の転用など、その日のうちに提供していくことができないかと相談を受けましたが、現状では難しいのではないかということをお答えしておきましたが、何かよい方法があれば、また教えてください。
 みんなの食堂とは、子どもから高齢者まで、誰が来ても食事を安価で提供できます。収入源の維持、確保を行いながら進めていく予定らしいです。本市においても、そういった各ボランティアの団体等へ今後も引き続き支援をよろしくお願い申し上げます。
 さて、一般質問に入りたいと思います。今回の通告は3件であります。
 まず、1件目、通所介護所の共同送迎について。
 各事業所が送迎用の車を保有し、施設の職員が送迎を行っております。現場への負担やドライバーの人材不足に加え、地域全体で見るとルートの重複も多く発生していると思われます。そこで、介護現場から一部の送迎業務を切り離し、外部の団体に集約し、希望する各事業所の送迎を地域一体で運行したらどうかと思います。
 さらに、共同送迎にとどまらず、送迎の空き時間を活用し、地域のニーズに合った移動サービスを組み合わせてみたらどうか。福祉有償資格取得に関する業務の削減や車両の維持管理、車両購入費、ドライバーの削減にもなり、送迎の時間の業務効率にもつながります。今後も増え続ける介護事業に少しでも貢献できればと考えております。
 そこで質問です。
 1、市内には何台の介護施設車両があるのか。
 2、各介護施設の車両購入時の補助金はあるのか。
 3、各通所施設の送迎は必須なのか。
 4、送迎業務以外では代行サービスは。
 以上であります。
 2件目の質問です。前後駅前の環境美化と改修工事についてであります。
 毎日多くの方々が前後駅を利用しており、豊明市の玄関口となっております。その前後駅前広場と地下ロータリーの駐輪場付近やその周辺の清掃などはどのような形態で行われているのかお聞きします。
 そして、今年度には駅前ロータリーの改修工事があり、通行される方々の安全対策やどのように改修していくのかをお聞きします。その中で清掃業務や美化に対してはどのように配慮されるのかをお聞きします。
 議会だより5月号で掲載されました駐輪場の記事には載せませんでしたが、前後駅地下ロータリーの乗り降り場所が朝夕非常に混雑しており、雨の日は長い列ができてしまいます。駐輪場の利用者の安全も考え、改修工事の際には乗り降り場の拡充と思いやりゾーンの設置を再度お願いしておきます。
 そこでお聞きします。
 1番、前後駅前広場の管理者はどこか。
 2番、前後駅前広場の維持管理費は。
 3番、前後駅前改修工事の概要についてお伺いします。
 4番、前後駅前改修工事を行う経緯と目的についてであります。
 続きまして、3点目となります。豊明市の未来について。
 本市の人口は10年前からほぼ変わっておりません。その人口の中での外国籍人口は増えており、実質的には市内人口は減少しています。周辺の市町村に比べると人口の増加が劣っており、商店も少なく、他市からの集客にも核となるような施設も少なく、商業も伸び悩みと感じています。現在、工事中の寺池の区画整理、柿ノ木の工業団地と間米南部の区画整理と期待する部分がありますが、どうして豊明は市街化区域が少なく、なぜ拡充しないのか、できないのか、制約などがあるのか、当局のお考えを以下の項目で教えてください。
 区画整理を行えば人口が増えますが、それだけでは不十分と考えます。近隣では大きなショッピングセンターが既にありますので、本市独自の計画が必要ではないでしょうか。住みやすいまちにするには、人口増加だけでなく、まちのにぎわい、活力も重要と考えます。
 そこで質問いたします。
 1、市街化区域を拡充するのにかかる手続は。
 2、商業を発展させる現在の計画について。
 3、名産品の開発や名勝地への取組について。
 4、市内のイベント等において。
 以上であります。
 これにて壇上での一般質問を終わります。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 中村健康福祉部長。

◯健康福祉部長(中村泰正君) それでは、通所介護事業所の共同送迎についてにつきまして、健康福祉部より4点、順次回答させていただきます。
 まず1点目に、市内には何台の介護車両があるのかでございますが、各事業所の保有台数につきましては具体的な数字は把握しておりませんが、一部の事業所から情報として伺っている範囲では、事業所の規模により相違はございますが、事業所当たり2台から7台を保有していると聞いております。
 それから、2点目の各介護施設の車両購入時の補助金はあるのかでございますが、車両購入に対応する補助制度はありませんので、事業を行う各法人で財源を確保することとなります。また、こうした車両に要する費用を軽減するためにリースで調達している事業所もあるとお聞きしております。
 それから、3点目、各通所施設の送迎は必須なのかでございますが、基本的には通所介護として提供されるサービスに送迎も含まれておりますが、必須というわけではなく、送迎を行わない場合には介護報酬が減算となります。
 それから、最後、4点目、送迎業務以外では代行サービスはということでございますが、一般的には施設で提供する食事を業者に委託することが想定されます。
 以上で終わります。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) それでは、経済建設部からは大きな項目の2つ目と3つ目について御回答申し上げます。
 まず、2項目めの前後駅の駅前の環境美化、改修工事でございます。
 1点目の前後駅前広場の管理者でございますが、前後駅前広場の管理は土木課で行っております。前後駅前北側の上部、あと、下のロータリー部分、改札前の名鉄上部のデッキ部分、南側の上部デッキ、下側のロータリー部分が前後駅前広場管理条例に位置づけられております。
 2点目、前後駅前広場の維持管理費用でございます。
 令和4年度の実績でございますが、昇降機の保守点検作業、エレベーター塔屋、公衆用トイレの清掃作業、駅前広場の清掃作業、エレベーター塔屋の防犯業務、公衆用トイレの警備業務、その他応急修繕等の軽微な工事、これら全てを合わせまして約890万円を前後駅前広場等の管理費用として執行させていただいております。
 3点目の前後駅前の改修工事の概要でございますが、歩道のタイルをカラー舗装に打ち替えをさせていただきます。ロータリーの車道舗装の打ち替え、また、デッキの排水施設の修繕、更新、あと、ハトよけの設置など、こういったことを主な工種としております。
 4つ目です。前後駅前広場工事を行う経緯と目的でございます。
 前後駅の北側デッキは昭和63年に整備されて以来、三十数年が経過をしております。御案内のとおりタイルの浮きであったり、剥がれであったり、ロータリー舗装のわだちや段差、排水施設の詰まりや不良、また、ハトのふん害等の要望、苦情も年々増えているという状況でございます。バスの利用者の待機の列と歩行者が錯綜するということもありまして、利用いただく方々の安全のために、安心のために、また、市の玄関口としてふさわしい景観とすることを整備の目的とさせていただいております。また、そして、そのために長くデッキとしての構造を維持させるということが工事の目的ということにもなっております。
 続きまして、次の大きな項目、3つ目でございますが、豊明市の未来についてでございます。
 その中の1点目、市街化区域を拡充するに係る手続でございます。
 市街化区域を拡充する、いわゆる市街化区域編入の都市計画決定の決定権者は県となります。都市計画法第15条の2第1項により、市町村は、必要があると認めるときは都道府県に対し都道府県が定める都市計画の案の内容となるべき事項を申し出ることができるとされております。一般的な手続としましては、市町村が県に対し案を作成し、申し出るという形になります。市町村が作成した案が都市計画決定に係る要件を満たしていれば手続が進められていきます。その後、県によって都市計画の決定告示がなされ、市街化区域が新たに編入されるという流れになります。
 続いて、2つ目の商業を発展させる現在の計画でございます。
 第3次豊明市都市計画マスタープランにおきまして市街化調整区域の土地利用方針を定めております。住居系土地利用検討地区では、地権者の合意形成や関係法令等への適合など、整備に向けた条件が整った場合には、多様な居住ニーズに対応した住宅地の形成を図るという考えでございます。同時に、都市拠点である前後駅や市役所周辺、また、幹線道路沿道には生活利便施設を備えた新市街地の形成を図ります。このように新たな市街地の形成に当たっては、市の総合計画や名古屋都市計画区域マスタープランなど、こういった上位計画との整合が図られ、計画的な市街地整備が行われる地区においては市街化区域の編入ということが検討されていくというものでございます。
 続きまして、次の項目、大きな項目3点目の名産品の開発や名勝地への取組でございます。
 本市の名産品の開発でございますが、とよあけ花マルシェ事業としまして、エディブルフラワーを使用したお菓子や料理など、豊明市が誇れる商品の開発を行っておりまして、花に親しむ暮らしを提案、推奨して、まちのにぎわいの創出や地域経済の活性化を図っておるところでございます。
 また、桶狭間関連グッズでは、沓掛城の御城印や織田信長、今川義元、松平元康の武将印、Tシャツ、のぼりなどがございます。中でも沓掛城の限定御城印はゴールドの下地でプレミアム感を演出しており、大変好評をいただいております。今年は大河ドラマ「どうする家康」効果もありますので、愛知県が誇る観光ブランドである武将観光にあやかり、引き続き魅力的な関連グッズの新規開発も行い、まちのにぎわいや活力の創出に努めてまいります。
 次に、名勝地への取組でございますが、本市には、国指定史跡である桶狭間古戦場伝説地や海抜72メートル地点にあり市内を一望できる二村山、また、桶狭間の戦いの前日に今川義元が入城し、織田軍攻撃の準備をしたと言われている沓掛城址公園などがあります。これらの名勝地については本市の重要な観光資源でもあり、にぎわいの創出を図るため、地域の皆様の御協力をいただきながら貴重な資源を保全し、名勝地の魅力向上に向け取り組んでまいります。
 次に、市内のイベント等においてでございます。
 本市のイベントですが、産業支援課が所管するイベントとしましては、先日、4年ぶりに開催をさせていただきました、先ほど議員からも御紹介をいただきました桶狭間古戦場まつりがございます。祭りのメインイベントの1つである合戦再現劇や一番人気のイベントである武者行列には、様々な人が本格的な甲冑やきらびやかな着物に身を包み、古戦場を目指して練り歩きをしました。議員にもお越しいただき、たくさんの議員の方々にも御支援をいただきました。本当にありがとうございます。市内外から大変多くの方に御来場をいただきまして、私、県外から来ましたという声もいろいろ声かけをしていただきました。まちのにぎわいや活力の創出に大変効果があるというふうに考えております。祭りの開催に当たり御尽力いただいた実行委員会の皆様をはじめ、市民の関係者の皆様にこの場を借りて感謝を申し上げるところでございます。
 また、とよあけ花マルシェプロジェクトとしまして4月に前後駅前広場で行われたかきつばたまつりでは約650人の方にお越しをいただき、古戦場まつりと規模は異なりますが、花マルシェ関連商品の販売や体験教室などもあり、こちらも大変好評をいただきました。とよあけ花マルシェプロジェクトでは、年間を通じて各種イベントを市外にも積極的に出かけて開催しておりますので、今後も新たな企画を取り入れながら、引き続きまちのにぎわいや活力の創出に努めてまいります。
 以上でございます。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 一通り答弁は終わりました。
 再質問がありましたら、挙手を願います。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) 一通りの答弁、ありがとうございます。
 まず、通告書の1番のほうから順次再質問を行っていきたいと思います。
 市内にある事業所、いわゆる送迎の車を持ってみえる事業所は数多くあって、1事業所当たりが2台から7台ぐらいの所有ということを今お聞きしました。そうすると、市内に送迎をするグループホームから介護施設、合わせると100台はやっぱり豊明市内をぐるぐる走り回ってるんじゃないでしょうか。だから、もう少しその効率化を考えてやれればいいなとは思うんですけれども、送迎車の維持管理、年間大体1台当たりどれぐらいかかるのか御存じでしょうか。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 中村健康福祉部長。

◯健康福祉部長(中村泰正君) 管理費用でございますが、詳細な数字を把握しているわけではございませんが、あくまでも参考としまして市内の複数の事業所にお聞きをしている範囲では、点検代ですとか燃料代などで1台当たりおおむね40万円から70万円程度かかっているとお聞きしております。これはあくまでも車両を法人で所有をしている場合ということでございますので、リースであればまた経費は変わってくるものと考えております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) 私がやりたいことは、いわゆる外部委託してそういった送迎をもう少しスムーズにできないかということが目的なんですけども、外部、例えば委託をした場合、希望する事業所はどうでしょうか。予測で結構ですけれども、どんな割合であるのか、もしお気づきの点がありましたら、教えてください。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 中村健康福祉部長。

◯健康福祉部長(中村泰正君) 現時点で市のほうから市内の事業所にこういった共同運行の意向について確認しておりませんので、どんな状況かということはちょっとお答えするのは難しいかなという状況です。ただ、この共同運行を行うに当たりまして、その枠組みですとか、あと、各事業所の負担額、これが幾らぐらいになるのか、そういったことを示さないと事業所の意向というのは大きく変わってきますので、なかなか現時点のこの状況の中で確認するのは難しいかなと考えております。
 終わります。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) よく分かりました。ありがとうございます。
 誰が考えても分かるように、やっぱり複数の事業所があちこち走り回るんじゃなくて、やっぱり一筆書きみたいな感じで回ったほうが効率がいいと思うんですけど、その辺はどう思われますか。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 中村健康福祉部長。

◯健康福祉部長(中村泰正君) 送迎を行う事業者が単独になれば送迎ルートの重複も一定程度は解消されると考えられますから、各事業所が単独で送迎をするよりも、議員のおっしゃるとおり、効率性の面からはメリットがあるのではないかと考えております。さらに、この共同運行に伴いまして事業所のスタッフが送迎以外のサービスに携わることができるといった利点もあるのかなと考えております。
 ただ、その一方で、送迎を行うに当たりまして、送迎車両に同乗する利用者間の相性でございます。それから、運転する方と利用者との相性、こういったものを考慮する必要もございますので、そういった観点からどの程度効率化を図れるかというのは未知数な部分がございますので、一概に計算どおり効率化が図れるといったものではないのかなと考えております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございました。おっしゃることもよく分かります。
 あと、一応そういった市内の事業者に一度アンケートを取ってみたらいかがとは思うんですけれども、いかがでしょうか。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 中村健康福祉部長。

◯健康福祉部長(中村泰正君) アンケートの実施でございますが、送迎車両の共同運行に向けましては、先ほど触れた運行の効率性の課題のほか、共同運行を行う実施主体の在り方、各事業所の送迎の実施方法や送迎サービス自体に対する考え方の違いなど、整理する点も多くございます。また、この共同運行を実際に行っている自治体が現在非常に少なくて、こういった事業の課題を把握するのが非常に難しい状況にあります。そういった観点から、今現在、制度の検討に至っていないといった状況で、現時点でアンケートの実施は考えておりません。
 以上で終わります。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) 分かりました。介護所の共同運行ということで、いろんな難しい問題や課題がまだまだ残っているのかなと。さっき話された相性の問題、運転手との相性の問題や乗り合わせる利用者同士の相性であったり、そういったこともあって、まだちょっとこの送迎は難しいのかなと思いますが、一応検討はしていただければ今後につながってくるのかなと思いますので、ひとつよろしくお願いします。
 じゃ、これで1件目の通告は終わりまして、2件目の通告に入りたいと思います。
 前後駅の管理者、土木課の方が担当しているということなんですけども、旧国道沿いの交差点、前後駅の。そこにある樹木の管理は委託されてるんでしょうか。また、委託先が分かれば教えてください。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) 今おっしゃるところの時計台のある低木の管理については土木課が管理をさせていただいております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) 北側、南側の花壇はどうでしょうか。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) 駅の改札前の花壇、あと、南側デッキ部の花壇、これについては土木課の管理とさせていただいております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) 土木課の管理ということですけれども、どのような体制で管理されてるんでしょうか、お尋ねします。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) 委託についてはシルバーさんで花壇を管理したりということと、あと、個別の委託業務での清掃の管理であったり、花壇の管理ということで業務委託をしている場合と、あと、もう一つは、ボランティアの方々にも周辺は御協力をいただいております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) その委託先がいろいろあるらしいですけども、その辺のチェック体制はどのようになってるでしょうか。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) 1か月ごとの日報を作っていただいて、この提出により管理をさせていただいております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) あと、前後駅前の改修工事なんですけども、いつ頃から始めて工期はどれぐらいかかるんでしょうか。また、その辺の利用者の安全対策、この辺についてお聞きしたいと思います。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) おおよその予定でございますが、8月から令和6年の1月までを予定しております。あと、歩行者の安全対策というのが重要になりますので、工区を分割して通行を確保しまして、施工業者の安全対策計画について十分な確認もしてまいります。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
 あと、前後駅前改修工事で具体的にバスの利用者と駅の利用者と色分けをするということだったんですけども、どんなような動線になるのか、分かれば教えてください。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) 基本的な考え方でございますが、バスの待機をしていただく列と一般の通行箇所というのを舗装の色分けをすることで安全対策、動線確保をしてまいります。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) 先ほど答弁の中で、駅前の景観、玄関口としてのふさわしい景観とすることも整備の目的ということもおっしゃってたと思うんですけども、駅前の花壇やなんかの景観、これは最近ちょっと景観があまりよろしくないかなと思ってはいるんですけれども、この辺はいかが考えておられますでしょうか。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) 先ほど申し上げた今回のデッキの整備工事の中にはこの辺りは含んでいないというのが実情でございます。昨年度もいろいろ手を入れさせていただいたりとか、花が植わっていないところもできるだけ植え替えをして、あと、根っこが残っていたものとかも全部除去したりということで、以前と比べると少しふさわしい状況にはなりつつあるかなというふうに思っております。それは何よりもボランティアの方々も御協力いただいたり、高校生の皆さんも御協力いただいたりと、いろいろなお力もいただきながらでございますので、市のほうも関係するような部署が一緒になって月1回清掃活動をやったりとか、そういうこともやるように心がけておりますので、とにかく議員御指摘のとおり玄関口でありますので、たくさんの方が乗り降りされるときに気持ちよく、誇らしく思ってもらえるような空間になるようには努めてまいりたいと考えております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
 今後もさらによりよい駅前にしていくには、やっぱり南口にあるようなエレベーターやエスカレーター、これもエスカレーターまでとは言いませんが、ぜひ南側にあるようなエレベーターも、南口、そちらのほうにつけていただきたいなと私は思っています。先ほど申したように思いやりゾーンや乗り降り場所の拡充、この辺も要望しておきます。
 そして、今回、5月31日をもって前後駅前のショッピングセンターの旧国道沿い交番横の平面駐車場が閉鎖となってしまいました。今後、駅前の北側の駐車スペースがショッピングセンターの立体駐車場のみとなってしまいました。駅地下の銀行跡の駐車場を利用できるようにするとか、昨年まで駐輪場として利用していた東駐輪場の再利用も検討すべきではないかなと感じています。前後駅前に市営の駐車場が今はないものですから、その辺ちょっとあればいいんじゃないかなということで要望もしておきます。2点目の質問を終わります。
 3点目、豊明市の市街化の区域、これは人口密度も高くなっており、平均値を超えております。将来、豊明市の人口7万1,000人を目標とするにはあと3,000人ほど増やさないとなりません。目的を達成するには新たな住宅地が必要となり、人口密度を1ヘクタール当たり60人とした場合、その規模は約50ヘクタールと想定はされます。現在、第3次都市計画マスタープランにおいて住居系土地利用検討地区がありますが、検討が出ていれば教えてください。当局として、要するに近隣市町村と比べ、豊明市の市街化区域の面積割合がどういった状況なのか、説明できるでしょうか。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) 議員御指摘いただいたとおり、第3次都市マスタープランの中で進め方、目標というものが方向性が定められておりまして、これに沿ってゾーニングもなされておりますので、それに沿って進んできている中で、現在は寺池地区と間米南部地区の住居系市街地整備が行われているということでございます。第3次の都市マスの対象期間の中ではここを最優先で進めていくというのが現状のところでございます。
 今の市街化区域の面積割合ということでございますが、豊明市の面積割合、市街化区域の面積割合は31.4%となっておりまして、同じ名古屋都市計画の中では17市町あるんですけど、そのうちの12番目の面積割合となっております。ちなみに、これには寺池と間米南部も入れた形で試算をしております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。
 今後、寺池地区と間米南部地域の開発、これを含めて31.4ということで、まだまだ私は市街化区域が必要ではないかというふうに考えております。今後、豊明市として市街化区域の拡充についてどのようなお考えなのか、お聞かせください。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁願います。
 伊藤経済建設部長。

◯経済建設部長(伊藤正弘君) まだまだ市街化区域が必要ではないかという御指摘でございます。市街化区域の拡充は、寺池地区に続いて先ほど申し上げました間米南部地区でも進められております。第3次の都市マスタープランに基づきまして間米南部地区の地域の特性を考慮して、沿道における生活利便施設等を含めまして良好な住宅地の形成が図られるようにまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 3月の議会の中でも少し触れましたが、先ほど申し上げたこの2つの市街地整備、住居系市街地整備の開発では、ある程度の目標人口に迫る人口が期待できるというふうに見込んでおります。市街化区域の変更につきましては、面積ということだけにこだわるものでもなく、面積を目標と定めるには、その先に人口の目標があるということが重要でございますので、快適空間をこの市内に創出していくということと、それに伴って人口の増を結びつけているということでございますので、まずはこの2つの市街地をしっかり完結していくことが大事かなというふうに考えております。
 以上です。

◯議長(鵜飼貞雄議員) 答弁は終わりました。
 いとうひろし議員。

◯9番(いとうひろし議員) ありがとうございます。分かりました。
 最後に、この数十年、豊明市内において市街化区域の拡充が進まないことが豊明の地価の高騰に結びついていると私は考えています。地価が高いため、土地の賃料が上がり、まちににぎわいをもたらすべき商業施設の出店の妨げになっていると感じています。市に市街化区域の拡充のお考えがあるならば、引き続き第3次都市計画マスタープランに基づき施策を進めていただきたいと思います。
 また、都市計画道路名古屋岡崎線の整備事業も開通に向けて動き出しております。次期都市計画マスタープランの策定におきましては、名古屋岡崎線沿道に商業施設が立ち並ぶような新都市市街地が形成できるように将来の都市構造を検討していただきたいと思います。そして、近隣の大きなショッピングセンターに本市は囲まれてしまいました。平成24年では小売吸引力指数は0.51となっており、外部への流出傾向が非常に強く見受けられます。そこで、本市独自の人を呼び込む施策が必要と考えています。
 そこで、自分なりに考えたんですけども、全国でラーメン人気がある中、本市に本社のあるスガキヤのスーちゃんランドの提案というか、スーちゃんランドができればいいなというふうに考えています、私は。ここに来ないと食べれないようなオリジナルラーメンを提供することによって全国から呼び込みできると考えているからです。そこには体験コーナーも併設し、本市の活性化が見込まれると思います。例えば開発費、ラーメンの新しい開発費を少し負担するだとか、何らかの優遇処置を図ってメリットを図り、先方との交渉も道の駅等の立地も含め、検討をお願いしたいと思います。
 ぜひとも前向きな検討をお願いして私の一般質問を終わります。

◯議長(鵜飼貞雄議員) これにて9番 いとうひろし議員の一般質問を終わります。